単なる井戸端会議 パート109

『リスク』

 

イラスト20160905(2016年 9月 5日 福嶋 昭)

 

今年は本当に暑いですね。毎年そんなことを言っている

ような、いないような、言っている気がします。

もっともっと地球の将来を考えないといけないですね。

 

8月5日は大阪、8月26日は東京で外部講師をお願いし

社内講習会を開催しました。

一方的に話しを聞くというものではなく参加型の講習会

です。大人数だとその形式は難しいですが1開催あたり

15~30人程度の講習会だとみんなが参加できる良い

講習会だと思います。

 

また、社員代表の人達が自分達で講習内容を選別し、講師

との事前面談、スケジュール調整、金額交渉と全てやって

頂いたことにも大きな意味を感じました。

 

これからも自分達に必要な、興味のある講習会を企画し

その中で少しでも多くの気付きと取組みに繋げて欲しい

と思います。

 

 

 

―― 『リスク』

 

皆さんもご存知だと思いますが米ヤフーが米ベライゾン・

コミュニケーションズに売却という発表がありました。

あのヤフーが・・・多くの方々がビックリされたと思い

ます。

 

8月2日の日本経済新聞の記事もその事に触れ「あらゆる

経営者が教訓としなければならない。」と出ていました。

 

その記事を抜粋すると次のような内容でした。

1994年に創業し斬新なアイデアがあれば、巨大な市場

を切り開けると証明した功績は大きい。

しかし、いま業界を主導するのはさまざまな事業に挑戦して

いる米グーグルや米フェイスブックで画期的なサービスが

減ったヤフーは存在感が薄れた。

 

大成功を収め高い知名度を誇るようになっても、リスクを

とって新事業に取り組む姿勢がなければ、競争力を失う。

経営者は肝に銘じなければならない。

スピード感を持って革新を起こす経営ができなければ、

生き残れない。すべての企業に自覚が要る。

 

まぁ、グサっと胸に突き刺さる記事でした。

 

日本企業はIT活用が後手に回り、長らく世界的なイノ

ベーションを生み出せていない。ヤフーの栄枯盛衰に

学び、IT時代の経営戦略を練り直すときだ。

と記事は締めくくられておりIT手段の必要性を謳って

いました。

 

大小関係なくビジネスをクリエイトしようとしている

人やそれらを活用しビジネス展開に取組もうとしている

人達とのお話しをする機会は多いですがリスクのない

ど真ん中のストライクビジネスは出てきません。

 

始めからど真ん中のストライクではなく、会社を存続・

繁栄させるには「リスクを回避する経営ではなく、

リスクを理解する経営」が必要なのだと思います。