単なる井戸端会議 パート190

『企業理念』

(2023年 6月 5日 福嶋)

最近、私の周りでは声帯が腫れて声が出にくいという人が何人もいます。

原因は気圧の変化や黄砂など様々なのでしょうが、そういう私も5月初旬

から声が出にくいと思っていたら、そのうちにかすれ声になりました。

大きな声で喋ろうとしても声が出ない状況になり、自分の思っている事を

相手に伝えれず、かすれ声も出ない日には携帯を使っての筆談でした。

 

発熱や風邪の症状はなく、至って元気なのですが声だけが出なくて、私の

声を聞いた人はかなり重症だと思い気を遣ってくれました。自分でも伝え

たい事の2、3割しか伝える事が出来ずにイライラが続く5月でした。

 

心配を掛けてはいけないと思い、恐らくカラオケの唄い過ぎで喉が腫れま

した。「ご勘弁」と伝えると笑って頂けました。病院で治療をしてもらい、

薬を飲んで一ヶ月かかりましたがだいぶ良くなりました。今年は寒暖差が

例年以上に大きいように思いますので皆様もお気を付け下さい。

 

エクステックの27期目がスタートしました。いよいよ30周年に向けて

のカウントダウンです。20周年には社員さん達への感謝の記念イベント

を行いました。楽しくて本当にやって良かったという記憶がしっかりと

残っています。個人的には30周年も開催したいと思っています。

 

その20周年はUSJに社員さんのご家族も招待し夕方からはUSJ内の施設

を借りてのステージや食事会でした。参加型のステージで舞台に上がって

走り回っていた子供さん達も10年経って大きくなっています。

またご家族も一緒に参加頂けるイベントでの再開、新たな出会い、思い出

作りになれば良いなと思っています。その為にまずはお仕事を頑張ります。

 

 

 

『企業理念』

 

毎年6月第二金曜日には期首全体ミーティングがあります。全社員さんに

向けて前期実績や今期計画の報告会です。

26期を振り返ると業績は目標売上金額を大きくクリアし悪くありません

でした。それ以上にこれからの方向性が見えた一年間であったように思い

ます。

 

『企業寿命30年説』があります。周りをみても5年会社を維持する事は

高いハードルでその後も10年、20年維持するのはかなり高いハードル

になると思います。

更に30年になると代替わりや時代の変化に順応しないといけない等多く

の存続する為の課題があります。『企業寿命30年説』が分からない訳で

はありません。

 

でも、やっぱり『企業寿命30年説』なんぞは、ドコ吹く風、クソくらえ、

です。企業の成長サイクルは「創業期」から始まり「成長期」、「成熟期」、

「衰退期」と続きます。

今のエクステックは「成長期」のように思います。「成長期」の後には

「成熟期」、「衰退期」が訪れます。

 

この話を初めて聞いた時には、企業の寿命を誕生から終焉までを一つの

サイクルの中でイメージしました。それだけ長く存続する事の難しさを

プレッシャーとして感じていたのだと思います。少ない私の経験の中で

思い付く理由を並べ『企業寿命30年説』に対する否定と肯定が混在し

ていましたが30年が近づいた今はかなり考え方が変わってきました。

 

企業の寿命はひとつのサイクルで終わるのではなく、「創業期」から

始まって、「成長期」、「成熟期」を経て「衰退期」が始まると同時に

次はそれと並行し新たな「成長期」創りが始まるのだと思います。その

サイクルを何度も繰り返す中で企業は前に進み大きくなっていくという

考え方に変わってきました。

 

「衰退期」が始まった時に、次の新たな「成長期」のサイクル創りが始

まるのか、それとも「衰退期」でどんどん落ちていくのか、その分かれ

目になるのがその時代に順応し、その時代が求める企業に変化が出来る

組織が有るのか、無いのか、それが分かれ目になるのだと思います。

 

私達はシステム屋です。それは新たな「成長期」のサイクル創りにおい

てもそれは変えてはいけないのだと思っています。どんな新しいことに

チャレンジをしても結局のところITをベースにした、ITを活かした

仕事に立ち戻るのが自分達でもよく分かっています。

 

システム屋をベースにし時代にあった私達の「成長期」、「成熟期」、

「衰退期」サイクルを繰り返す組織を創ることが大切なのだと思います。

そんな事を理解し、考え、行動できる人達が増えてきているように思い

ます。

 

当時、今の企業理念が生まれた時に私はそこまで深く考え、気付いていま

せんでした。エクステックの企業理念である“エンジニアがエンジニアで

あることを誇れる会社創り”の意味を新ためてかみしめ、これからも大切に

していこうと思います。