映画やドラマの言葉が心に残る理由

投稿日:2020年8月17日 更新日:2026年7月16日

今年のお盆休みは、有休と合わせて9連休でした。
とはいえ、コロナ禍の真っただ中。
遠出をするでもなく、映画を観たり、NETFLIXでドラマを観たりしながら過ごしました。

映画やドラマを観ていると、
時々ハッとさせられる言葉に出会うことがあります。

作品の中では何気ないセリフとして使われていても、
その言葉が作品全体のテーマを表していたり、
自分自身を振り返るきっかけになったりします。

今回は、お盆休みに観た作品の中で印象に残った言葉についてご紹介したいと思います

『コンフィデンスマンJP プリンセス編』と成長について

まずは『コンフィデンスマンJP プリンセス編』です。
凝ったストーリー展開と豪華な出演者で、最後まで楽しめる作品でした。
その冒頭で紹介されていたのが、ヘミングウェイの言葉です

仲間より秀でることは、崇高なことではない。真の崇高さとは、過去の自分よりも優れた人間になることである。

この言葉を聞いて、多くの人が「どこかで聞いたことがある」と感じるかもしれません。
実際、似た考え方は多くの哲学者や経営者が語っています。

他人との比較は、どうしても勝ち負けの世界になります。

自分より優秀な人を見つければ落ち込み、
自分より成果が出ていない人を見つければ安心する。
しかし、それではいつまで経っても本当の満足は得られません。

比較対象を他人ではなく、昨日の自分に変える。

そう考えるだけで、成長に対する向き合い方も変わってくるように思います。

「欠乏マインド」と「豊かさマインド」

スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』では、
「欠乏マインド」と「豊かさマインド」
という考え方が紹介されています。

欠乏マインドは、
「成功できる人は限られている」
「誰かが得をすれば、自分は損をする」
という考え方です。

一方で豊かさマインドは、
「成功の機会は誰にでもある」
「他人の成功も喜べる」
という考え方です。

他人との比較ばかりしていると、どうしても欠乏マインドに陥りやすくなります。
しかし、過去の自分と向き合うことができれば、
自分なりの成長に目を向けることができます。

映画の中の言葉ではありますが、
改めて大切なことを思い出させてくれました。

NETFLIX『ロマンティックじゃない?』

続いてNETFLIXで観た『ロマンティックじゃない?』です。

恋愛映画が大嫌いな主人公が、ある日突然ラブコメの世界に迷い込んでしまうというコメディ作品です。
軽快で笑える作品なのですが、その中で印象に残った言葉がありました。

幸福とは、考えること、言うこと、することが 調和している状態である

ガンジーの言葉として知られています。
シンプルな言葉ですが、とても奥が深いと思います。

言葉と行動は一致しているだろうか

私たちは、
「こうなりたい」
「こうあるべきだ」
と考えることがあります。

しかし、その一方で行動が伴わないこともあります。

例えば、

  • 健康のために運動しようと思う
  • 勉強しようと思う
  • 新しいことに挑戦しようと思う

そう考えていても、実際には行動できないことも少なくありません。

もちろん人間ですから完璧ではありません。
しかし、考えていること、口にしていること、実際に行動していること。
これらが一致している人ほど、周囲から信頼されるのではないでしょうか。

アドラー心理学との共通点

この考え方は、アドラー心理学にも通じる部分があるように思います。

アドラーは、人を「頭」と「心」に分けて考えません。
考え方も感情も行動も含めて、その人自身であると捉えます。

だからこそ、
「本当はやりたいけれどできない」
というより、
「やらないという選択をしている」
と考えます。

少し厳しい考え方にも聞こえますが、
その分、自分の人生を自分で選択できるという前向きな考え方でもあります。

 

 

映画やドラマは娯楽ですが、
その中には多くのメッセージが込められています。

作品の中で使われる言葉も、単なる飾りではなく、
物語のテーマや制作した人の想いを表しているのかもしれません。

今回のお盆休みは家で過ごす時間が多くありましたが、
そのおかげで普段なら見過ごしてしまうような言葉について、
改めて考えることができました。

映画やドラマを観るとき、ストーリーだけではなく、
登場人物の言葉にも注目してみると、新しい発見があるかもしれません。

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