先週行われたFIFAワールドカップ2026、日本対オランダ戦。
世界的な強豪国を相手に、日本は最後まで粘り強く戦い、引き分けという結果を手にしました。
(チュニジア戦の前に書いたブログですので、今さらという内容ですが・・・)
熱い思いで観戦していた方も多いのではないでしょうか。
ネットでも「強いぞ日本」や「20年前とは別次元」などの言葉で賛辞されていました。
自分自身、もちろん勝利を期待していた気持ちもありますが、
それ以上に印象に残ったのは選手たちの戦い方でした。
失点しても慌てない。
苦しい時間帯でも下を向かない。
最後まで自分たちのサッカーを続ける。
そんなチームとしての強さを感じました。
今回の試合を見ながら思い出したのが、「成功循環モデル」という考え方です。
私たちはつい結果に目を向けます。
サッカーであれば勝利。
会社であれば売上や利益。
まず最初に見るのは、どうしても結果です。
今回のオランダ戦も、多くの人が「引き分け」という結果に目が行ったと思います。
では、その結果はどこから生まれるのでしょうか。
成功循環モデルでは、結果の質は行動の質によって決まると考えます。
最後まで走り切る。
仲間をカバーする。
積極的にチャレンジする。
必要な場面で声を掛け合う。
そうした日々の行動の積み重ねが結果につながります。
では、その行動はどこから生まれるのでしょうか。
それが思考の質。
どうすればもっと良くなるのか。
何を改善すべきか。
失敗から何を学ぶのか。
前向きに考えられるからこそ、行動も変わります。
そして、その思考を支えるのが関係の質になります。
意見を言いやすい。
困ったときに相談できる。
失敗しても挑戦を応援してもらえる。
お互いを信頼できる。
そんな関係性があるからこそ、人は考え、挑戦し、行動できます。
つまり、
結果の質 ← 行動の質 ← 思考の質 ← 関係の質
という流れです。
良い結果を出したいのであれば、最終的には人と人との関係性が土台になるという考え方です。
今回の日本代表を見ていて感じたのは、まさにその土台でした。
もちろん選手同士の関係性を外から知ることはできません。
しかし、失点しても誰も下を向かず、最後まで同じ方向を向いて戦う姿からは、強い信頼関係や一体感のようなものを感じました。
ネットで調べたところ、次のようなことが挙げられていました。
日本代表がワールドカップで強さを発揮する最大の要因は、森保一監督が築き上げた「水平でフラットな組織」と、長年の経験で積み重ねられた「全員が同じ絵を描ける戦術的成熟度」にあります。この強い信頼関係と圧倒的な一体感が、世界トップクラスの強豪国と対等に渡り合えるチームの原動力です。
以前、このブログで
「会社とは、働く場所と同時にコミュニティでもある」というブログを書きました。
会社というと、多くの人がまず思い浮かべるのは 「収入を得る場所」や「仕事をする場所」だと思います。 それはもちろん、とても大切な役割です。 生活を支えるために働くことは、誰にとっても現実的で重要なことですし、 仕事の中でやりがいを見つけられるかどうかも、長く働くうえでは欠かせません。 ...
また、「売上は、「目的」ではなく「目標」であるべき」といった内容も書いていました。
最近、選挙の話題を目にする機会が増えました。 ニュースやSNSを見ていると 「何をやるのか」「どんな政策なのか」といった話が多く並びます。 もちろん、それも大切です。 ただ同時に 「この人やこの組織は、どういう姿勢で向き合おうとしているのか」 という部分に、強く惹かれることもあります...
いずれにしても、結果だけを追いかけるのではなく、
結果を生み出す土台を大切にしたいという考え方に通じると思います。
この記事が公開される頃には、すでにチュニジア戦が終わっていると思います。
結果がどうなっているかは分かりませんが、
オランダ戦で見せてくれた粘り強さやチームとしての一体感は、
きっと次の試合にもつながっているはずです。
結果は大切です。
ただ、結果だけを見ていては見えないものがあるはずです。
良い結果の前には、良い関係性がある。
そんなことを大切にしていきたいと考えました。