現代人とアレルギー。

夙川公園の桜

規則正しい生活を心がけましょう。

今回も桜の写真です。西宮の夙川公園の桜です。夙川公園は阪神間(大阪~神戸の間)の都市部にあり、夙川の河口から上流部4キロに渡って公園として整備されています。公園が出来た頃(昭和12年)は、松の木が植えられた公園でしたが、戦後の復興事業(昭和24年)として約1000本の桜が植えられたのが桜の名所としての始まりです。今では2000本以上の桜の木があるそうです。関西圏では、結構有名な花見スポットで、さくらの名所100選にも選ばれています。そろそろ葉桜になってしまいましたが、興味のある方は、来年、ぜひ、お弁当を持って訪れてみてください。

現代人とアレルギー。

私は筋金入り?の花粉症です。花粉症との付き合いは長く、考えてみると社会人になってから発症したように思います。

アレルギーなぜ起こるのでしょうか。いろいろと調べてみた事をまとめてみました。

からだの中に花粉などの異物が侵入してくると、免疫細胞が外敵が侵入してきたとみなし、次々といろいろな抗体を放出して、外敵からからだを守ります。この体を守る反応が過剰に起こることがアレルギー症状となります。目や鼻の粘膜を刺激すると、激しいかゆみが現れ、気管支ならばぜんそく、腸なら下痢を引き起こします。

アレルギーは、遺伝的に伝わるといわれていますが、その症状を発症するかしないかは、その人の暮らしぶりや生活環境が大いに関係していると言われます。生活環境を改善しストレスをいかにコントロールするかで、アレルギー症状が発症するかしないかが決まってくるといっても過言ではないそうです。

具体的には、ストレス状態が続いて自律神経のバランスが崩れると、内分泌系やホルモンにまで影響が及び、免疫システムにも異常が起こりやすくなります。そこで自律神経の働きを健全に保つ心がけが必要となりますが、そのためにはゆっくりと深い呼吸をすることがいいそうです。自律神経は息を吐いているときにリラックス状態をつくる副交感神経になるそうです。ゆっくりと息を吐き、自然に吸う呼吸法を身につけると心身の抵抗力が高まり、アレルギーにも強くなるらしいです。

不規則な生活や夜更かしをやめる事も大切とありました。人は、朝太陽が昇るとともに活動を開始し、太陽が沈むと眠って大脳を休ませるように、生体リズムが刻まれています。本来は、ストレスによるさまざまな影響もその生体リズムのなかで修復できるようになってらしいのですが、生活リズムが乱れると、体内リズムにまで歪みが生じ、ストレスの影響を受けやすくなり、自律神経やホルモン、免疫の働きに異常が起こりやすくなってしまうそうです。そういう意味でも早寝早起きは三文の徳ですね。

あと、室内の空気を浄化する。まめに掃除をして室内を清潔に。快適すぎる室温湿度はダニ・カビにとっても快適。化学薬品を減らし天然素材を。高タンパクの食事を避ける。食事はいつも腹八分目。適度な運動を心がける。などなど。

アレルギーを引き起こす仕組みは解明されていますが、治療法は、まだよく分かっていないようです。都会の悪い空気や、対人関係や仕事によるストレスが原因するなど、アレルギーは現代病かもしれません。生体リズムに沿った余裕のある規則正しい生活習慣や、ストレスを貯めない心がけが、体の抵抗力を高め、アレルギーを克服する一番の治療方法かもしれません。

ということで、先週より花粉症がひどく、くしゃみは出るは、目はかゆいは、鼻は詰まるはで、アレルギー以外の話題が思い浮かびません。明日、仕事の帰りにでも耳鼻科に行って、お薬をもらってこようと思います。