そもそも「やる気」などという物は存在しないらしいです

「やる気」出ないなーって事は多いですよね。誰か私の「やる気スイッチ」押してくれー、って思いで調べてみたら、『「やる気」という概念は存在しません』らしいです。えー、今現在やる気が出ない私の気分っていったい何?

(2024年1月22日 企画推進室)

やる気は存在しない

脳科学的にも「やる気」というものは存在しないらしいです。

最初は、なんとなくいろいろな事が気になって作業が手につかないけど、やり始めると作業がはかどって・・・という状況は良くありますよね。

こういった行動の結果を「やる気」と言っているだけ、との事です。

 

つまり、「やる気」が出ないから「行動」に移せないのではなく、「行動」に移すと集中しだす、この状況が「やる気」の正体である、と。

 

「やる気」が無い状態というのは、行動に移していない状況を指すだけであり、本来は「行動」を起こせば自然と「やる気」がついてくるものだというのが脳科学的には正解だそうです。

なので、

「お前はやる気が無いのか!」

というセリフには

「当然、ありません」

が正解です。「やる気」というものが本質的には存在しない訳ですから。

 

似たような事象として、「楽しい」から「笑う」、ではなく本来的には「笑顔をつくる」と「楽しくなる」のだそうです。

脳って不思議ですよね。

でも、脳科学的にはそうだとしても、普段の感覚的には「やる気」ってあるような気がしますよね。

つまるところ、その作業が「やりたい」か「やりたくないか」の差のような気がしますが・・・ともかく、スムーズに作業に入れれば「やる気」は後からついてくるという事で、その方法を考えればよい訳です。

 

歯磨きのように「習慣化」する方向や、「スマホを裏向きにしてPCに向かう」といった儀式をするなど、自分なりの「スムーズに作業に入る」方法を考えるのがよいかもしれませんね。

 

さて、今現在やる気が出ていない私は・・・まずはコーヒーを飲んで心を落ち着けてから「今日も一日頑張ろう!」と心の中で唱えてみる事にします。