情報処理技術者試験の受験に疲れた方に

明日、2月1日 18時までが情報処理技術者試験 令和4年度 春期試験の受験申込期日です。受験を考えていた方は忘れずに申込しましょう。令和4年度上期基本情報技術者試験については3/1が申込受付開始日、令和4年度上期情報セキュリティマネジメント試験については5/9が申込受付開始日となっています。しかし、会社で資格取得を推奨されれているけど何度か不合格になっていて受験するのが辛いという方もいるのではないでしょうか。

(2022年01月31日 企画推進室)

何のために受験するのか

会社で推奨されているから、という事を言ってしまうと身も蓋もないですよね。

いろいろな所でも書かれていますが、試験合格と仕事の実力が一致する訳ではありません。会社から報奨金が出たとしても、「資格を持っているから優遇される」というのもほとんど無いと思います。

では、何のために受験するのでしょう。

情報処理技術者試験は技術者に必要か?/企画推進室

「知識として持っているというだけで、その知識を活用できるか、という点が本当の実力になります。」

「試験に合格すれば企業からは評価される。しかし、合格後にそのスキルを活かせなければ評価が下がる可能性がある」

 

ありきたりな事かもしれませんが、資格はもっていないより持っていた方が良いと思います。

試験では「知識」が測れます。

より難易度の高い試験を合格していれば、合格できるだけの「知識」を持っており、合格できるだけの「学習」を行った、という証拠にはなります。

何より、努力した成果が明確に目に見えて、周りに伝えられるので「自分の自信につながる」というのも大きいと思います。

「知識」があっても「実力」があるとは言えないので、逆に言えば、その程度とも言えます。

逆に、何度か受験して自身を無くしてしまうというのも本末転倒な気がしますね。

まぁ、上に書いた程度のものと割り切って、合格したらラッキーぐらいの気持ちで受験するのも良いでしょう。

いっその事、「受験しない」というのも一つの考え方です。

情報処理技術者の資格が無くっても、優秀な技術者は沢山いますし。

私自身、「応用情報技術者試験」(当時は第一種情報処理技術者試験)に合格しましたが10年以上、情報処理技術者の保有について聞かれた事も答えた事も無いと思います。

 

とは言え、最初に書いたとおり、資格というのは持っていて困る事はありませんし、持っていないより持っていた方が良いと思います。

今回は情報処理技術者試験の受験に疲れた(?)方に、お勧め資格をご紹介します。

ウェブデザイン技能士

2級ウェブデザイン技能検定に1ヵ月で合格する方法/企画推進室

記事では2級ウェブデザイン技能検定を書いていますが、3級が優しくてお勧めです。

基本情報処理技術者試験の合格率が20~30%程度に対して、3級ウェブデザイン技能検定の合格率は60%~70%程度。

何より、ウェブデザイン技能検定は国家資格です。

合格すれば厚生労働省お墨付きで「3級ウェブデザイン技能士」を名乗る事ができます。

3級をチャレンジして、自分に合っているなと思ったら、2級、1級と上級を目指していくのもよいでしょう。

基本情報処理技術者試験に比べれば、勉強する質も量も圧倒的に少なくて済みますので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。