単なる井戸端会議 パート45

『今後ニッポン』

日本
(2011年 5月30日 福嶋 昭)

エクステックの決算月は5月です。
お陰様で設立から14期連続黒字の決算ができ、この
6月からは新たに15期目を迎えることができそうです。

これもひとえにお取引先様やエクステックの従業員と
そのご家族、多々関係各位様のお蔭です。
ありがとうございます。

そのようなお話しの後ですが私が働き始めた時には
大企業の倒産は異常な出来事で、ましてや日本に
生まれたことの豊さや日本経済の強さを感じていま
した。福嶋家自体は貧乏でしたが。

今は大企業の倒産はもちろん、日本の国そのものが
破綻してもおかしくないくらいの危機感を感じています。

会社レベルの話しであれば自分達の生活は自分達で
守らなければいけないと言えるかもしれません。
でも、それが国の破綻ということになるとそうはいきま
せん。

日本国民全てが総倒れということになります。

―― 『今後ニッポン』

私も「私達の若い頃は…」という話しをするには充分な
年代のひとりです。
私達の年代が若い時に感じていた豊さや日本経済の
強さは戦後の高度成長期を作り上げて下さった先輩方
の努力の延長線上にありました。

私の父親を見ていても、よくこんなに朝早くから夜遅く
までよく働くなと感心をしていました。
母親も深夜まで内職に精を出していました。

父の職場の方や近所、親戚の方にも同じ匂いがして
私が感じていた昭和の時代です。

その豊さや日本経済はバブル崩壊を境に下降線を
たどり大企業崩壊や地域によっては財政破綻という
事態にまで至り、若い頃には想像をしなかった状況
になっています。

今の日本を建て直す為には戦後復興を支えた昭和
の精神や頑張りに似たものが必要なのではないで
しょか。

我慢しないといけない事、頑張らないといけない事、
みんながひとつにならないといけない事。
日本の将来、自分の将来、子供達の将来を今みんな
で本当に考え行動しないと取り返しがつかなくなると
思います。
その日本を支えている個人、家族、会社も同じだと
思います。

戦争をしない日本にはこの先「戦後ニッポン」はなく、
みんなで「今後ニッポン」に取り組まないといけない
時代だと思います。