がんばれ日本人。

白川郷

一生懸命がんばる!。


梅雨の晴れ間を狙って、またまたツーリングに行って来ました。奈良県の龍神温泉です。美人の湯と言われるだけあって、肌がすべすべしますので、お勧めの温泉です。もう昼間は高い気温と湿気で不快指数100%ですが、朝夕は爽やかです。深緑に囲まれた国立公園大台ケ原をめぐる、充実した休日を過ごすことができました。(カメラを忘れたので、写真は無関係です。)

一生懸命がんばる!。

景気の悪い日々が続きます。私たちのような小さな会社では、仕事を確保するだけでも結構大変です。同業他社では、もっと深刻な状況の会社もあったり、IT産業が以前のような勢いを取り戻すためには、もう少し時間が必要なようです。

自動車産業や、大手電気メーカーなどは、今期の決算で、大幅な増収を達成した会社も少なくありません。日本政府も景気は底打ちし、改善傾向が見られると発表していますが、実際のところ、どうなんだと思ってしまいます。

大手企業の収益改善は、売り上げ増といっても、経費を削減することに拠った部分と、中国などへの生産拠点の移動、あるいは、途上国に対する売り上げ増に起因するところが大きいと思われますので、日本国内での景気改善は、まだまだ安心できません。

また、大手企業は「グローバル化」と銘打って、海外展開を積極的に進めています。それに伴い、国内の採用人員も、外国人を積極的に採用する方向に向かっています。ある大手IT企業では、社員の3割を外国人にすると宣言している会社もあったりするほどです。

グローバル化として、外国人を積極的に採用すること自体は問題ないと思いますし、海外展開を考えた企業にとっては、必要不可欠な人材です。日本国内の産業にとっても、海外の優秀な人材を取り入れることによって、技術力を高め、企業価値を高めることができます。

ただし、現状として、まだまだ国内産業が低迷する中、新規採用人数が大幅に増えない現状で、外国人を積極的に採用するということは、日本人の雇用機会が少なくなってきているということがいえます。これから社会人になろうという人たちにとっては、ますます就職が厳しくなって行くことが想像できます。

現在、社会人の人たちも安心できません。優秀な外国人が増えることにより、今まで以上にがんばらなければ、取り残されてしまう可能性だって否定できません。日本人の雇用を守れ!、と声を上げても、この流れは変えられないと思います。

では、どうするかというと、社会人の人も、これから社会人になろうとしている人も、外国人に負けないよう「一生懸命がんばる!」。これしかないのだと思います。みんなで、一生懸命がんばれば、会社が良くなり、日本が良くなり、景気も良くなり、世界における日本の立場も、もっと良くなって行く。日本の景気を良くするためには、これしか方法はないのではないかと思ったりします。

簡単な事ではありませんが、みんなで気持ちをひとつにして「一生懸命かんばる」。この気持ちを持ち、日本人すべてと共有することが、現状を打破する、最善の方法かもしれません。