物の本質

雪見温泉

酢の物は歯切れが肝心です。

私は寒いのがきらいです。寒くて風の強い日なんかは、外を歩くとそれだけでイライラ。しかし私も大人です、だからといって暴れたりはしないですけど(あたり前ですが・・・)。でもまあ、寒い寒いといっていられないので、今年の冬は、その寒さを楽しんでみることにしました。写真は奥飛騨温泉郷福地温泉の、とある旅館の露天風呂です。雪見温泉としゃれ込んでみました。空気はキーンと冷えているにも関わらず、体はホカホカ、なかなかどうして、すごく気持ちが良かったです。

遥か大昔の話ですが、土井勝さんの料理番組(タイトル忘れました。土井勝さんを知ってる人はかなりの年配です。)を何気なく見ているときに、耳に飛び込んできたのが、この言葉です。「酢の物は歯切れが肝心です。」まさに物の本質を見抜いた言葉であると関心した記憶があります。(変なところで関心してしまう私なのでした・・・。)

みなさんは新聞を読んでいますでしょうか。

別に新聞の勧誘をしようとしている訳ではありません。巷では活字離れが話題にあがっていますが、活字ではなく本や新聞離れといった方が正しいかもしれないですね。せっかく新聞を取っているのに、テレビ欄とスポーツ欄しか見ないという人もいますしね。

せめて一面と社説くらいは目を通したいものです。新聞も1社だけでなく、できれば、各社の新聞を読み比べて見るのが面白いのですが、なかなかそうはいかないですね。Webでは各社社説の読み比べサイトなんかもありますので、活用するといいですね。

なぜ1社だけでなく、各社の新聞を読み比べたりしたほうがいいかというと、1社だけでは情報が偏ってしまう傾向にあるためです。また、新聞やテレビなどの情報は、自分達メディア側に都合のいい情報しか流れませんので、必要に応じて、Webで情報を収集することも必要です。

話しはそれますが、ここ最近の民主党小沢幹事長の不正献金問題の偏った報道のすごい事ったら。以前、お話ししたメディアによる情報操作、そのもののような気がします。事の本質や、検察の行った不当な取調べ、メディア側の不利な報道は、一切行われていないように思います。

情報はどこから仕入れていますか。

今、インターネットの世界では情報が溢れています。仕事でも分からない事があった場合、私達はWebを検索して必要な情報を得ようとする訳ですが、Webで調べた情報って、すべて本当だと思ってしまいがちですよね。Webで情報を公開している人の情報は、Webで調べた情報かもしれません。

となってくると、何が本当で、何が嘘なのかを見極めることが、人生においても、ビジネスにおいても大変重要になってきます。

溢れる情報の中から、必要な情報を集め、情報を比較・検討し真偽を見極め、世論の流れに流されることなく、物の本質を見抜く力を養う事が、人生においてもビジネスにおいても大切であると思うのです。