「何をするか」より、「どうありたいか」

最近、選挙の話題を目にする機会が増えました。
ニュースやSNSを見ていると
「何をやるのか」「どんな政策なのか」といった話が多く並びます。

もちろん、それも大切です。
ただ同時に
「この人やこの組織は、どういう姿勢で向き合おうとしているのか」
という部分に、強く惹かれることもあります。

これは、会社や仕事にもよく似ていると感じています。

「やること」だけでは、長くは続きません。
会社でも、

  • どんな事業をやっているか
  • どれくらい売上があるか
  • どんな技術を使っているか

といった「何をするか」は、分かりやすい指標です。
ただ、それだけで「エンジニアが長く、安心して働けるか」というと、必ずしもそうではありません。

環境が変わったとき
市場が厳しくなったとき
想定外の問題が起きたとき

そんな場面で問われるのは、
「その会社が、どうありたいと考えているか」です。

たとえば、売上は、「目的」ではなく「目標」であるべきだと思います。
売上は、会社にとってとても重要です。
ですが、売上そのものが目的になってしまうと、無理が生まれます。

  • 短期的な数字を優先する
  • 人を消耗品のように扱ってしまう
  • 学びや成長の余白がなくなる

売上は、
良い仕事を積み重ねた結果として達成すべき目標であり、
それ自体が存在理由になってしまってはいけない、と考えています。

また、教育は、会社のためではなく、エンジニアのためにあります。
「教育」という言葉も、使い方を間違えると歪みます。

会社のためだけの教育は、
「今すぐ使えるスキル」だけを求めがちです。

一方で、
エンジニア自身の将来を見据えた教育は、

  • 考える力
  • 技術の背景を理解する力
  • 環境が変わっても適応できる力

を育てます。

遠回りに見えても、
この積み重ねが、結果的に一番強い基盤になります。

エンジニアの成長が、会社の成長につながります。
エンジニアが成長すれば、

  • 仕事の質が上がる
  • 提案の幅が広がる
  • チーム全体が強くなる

それが会社の成長につながります。
そして、会社が成長すれば、
その成果はエンジニアに還元されるべきです。

  • より良い環境
  • 新しい挑戦の機会
  • 安心して働ける土台

この循環が回り始めると、
成長のスパイラルが生まれます。

「安心して長く働ける会社」とは、
何か特別な制度が一つあれば成立するものではありません。

  • どういう価値観を大切にしているか
  • 人をどう見ているか
  • 困ったとき、どう判断するか

そうした“あり方”の積み重ねが、
数年後、十数年後の会社の姿をつくります。

選挙でも、会社でも、
「何をするか」は目に見えやすい部分です。

でも、本当に信頼できるかどうかは、
「どうありたいか」をどれだけ大切にしているかで決まるのではないでしょうか。

私たちは、
エンジニアが成長し、その成長が会社を育て、
会社の成長がエンジニアにきちんと返ってくる。

そんな循環の中で、
安心して、長く働ける会社でありたいと考えています。

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