投稿日:2018/11/2 更新日:2026/07/16
※この記事は2018年に公開したものを、2026年に内容を見直し、現在の働き方や生成AI活用の視点を加えて更新しています。
以前、転職サイトのDODAで公開されていた「15,000人の残業時間ランキング」を見たことがあります。
当時、プログラマやシステムエンジニアは残業の多い職種として上位にランクインしていました。
2018年の記事を書いた頃と比べると、現在は大きく状況が変わっています。
働き方改革の推進、リモートワークの普及、そして生成AIの登場。
それでもなお、
「IT業界は残業が多い」
というイメージを持っている人は少なくないのではないでしょうか。
今回は改めて、エンジニアの働き方について考えてみたいと思います。
なぜIT業界は残業が多いと言われてきたのか
システム開発には納期があります。
また、開発が進むにつれて新たな課題や仕様変更が発生することも珍しくありません。
そのため、
- 納期前の追い込み
- 障害対応
- 急な仕様変更
などが発生すると、どうしても残業が増えやすくなります。
特に以前は、
「頑張れば何とかなる」
という考え方も少なくありませんでした。
しかし、この働き方には限界があります。
残業時間が少ない会社は生産性が高いのか
残業時間が少ないこと自体は良いことかもしれません。
しかし、「残業ゼロ」だけを目標にすると
本質を見失う場合があります。
重要なのは、
「限られた時間でどれだけ成果を出せるか」です。
例えば、
- 会議を減らす
- 自動化する
- ノウハウを共有する
- AIを活用する
こういったことで、生産性を高めることができます。
結果として残業時間が減るのであって、
残業を減らすことだけが目的ではありません。
AI時代は働き方を変えるのか
近年は生成AIを活用することで、
- ドキュメント作成
- ソースコード生成
- 調査業務
- テスト支援
など、多くの作業を効率化できるようになりました。
以前であれば数時間かかっていた作業が、数十分で終わることもあります。
もちろんAIだけで開発が完結することはありません。
しかし、エンジニアが本来注力すべき
- 設計
- 判断
- コミュニケーション
に時間を使えるようになってきています。
大切なのは時間ではなく成長
働き方について議論すると、
つい
「残業時間が多いか少な
いか」に目が向きがちです。
しかし本当に重要なのは、
「その時間をどのように使ったか」
ではないでしょうか。
仕事で成長する。
新しい技術を学ぶ。
家族との時間を過ごす。
趣味を楽しむ。
どれも人生にとって大切な時間です。
だからこそ、企業には生産性を高める努力が求められますし、
個人も時間を有効に活用する意識が必要なのだと思います。
最後に
エンジニアは今でも決して楽な職業ではありません。
しかし、働き方改革やAIの活用によって、以前よりも効率的に働ける環境が整いつつあります。
私たちも、「長く働くこと」ではなく、
「価値を生み出すこと」を目指しながら、
生産性向上に取り組んでいきたいと思います。