単なる井戸端会議 パート130

『最初の数分間』

 

(2017年 6月 4日 福嶋 昭)

エクステックは6月から新しい期に入りました。お陰様で

22期目のスタートです。

今期もよろしくお願い申し上げます。

 

私事ですが、先日58歳を迎えました。

見た目は年齢よりも少し若めに見られる事の方が多いの

ですが、中身は少々ガタがきています。

と言っても長年お付き合いしてきた高血圧は薬のお陰もあり

この数年は正常値で、検査でも引っかからなくなりました。

 

生活の中で一番変わった事は起きている時間と寝る時間

のサイクルが短くなった事です。

夜10時にはもう床についていることもあり朝方は4、5時に

起き出す事も少なくありません。休みの日には気持ち良く

お昼寝の機会も増えました。

 

また、皆さんから色々とスポーツにも誘っていただけます。

私もスポーツは嫌いではないのでそこへ辿り着けば楽しく

頑張るのですが。

・・・これが、中々そこに辿り着くまでの腰が重くて、重くて。

 

遺伝子の検査をしてくれた先生も太る体質ではないですよ、

生活リズムが良くないとの事で試しに食生活を規則正しく

して野菜を多めにしたら1ヶ月で10Kg以上減りました。

後に生活を戻すとリバウンド有りました!

運動もすれば効果覿面(こうかてきめん)なのでしょうが。

 

 

 

―― 『最初の数分間』

 

連日、関学と日大のアメリカンフットボール定期戦での反則

プレーが取り上げられています。

日大の監督やコーチの記者会見を見ていて私ならこう答える

かなと考えながら見ています。

 

記者会見を見ていて前回ブログに登場しましたエクステックの

顧問をやって下さっていた人の言葉を思い出しました。

 

社長、採用面接は最初の数分間でほとんど決まるんです。

雰囲気や服装、立ち振る舞い、数分の会話の中で面接して

いる人は無意識にその人を既に採用するかしないかの判断

をしています。

 

もし、その面接官がその人を採用しようと思った時にはその

面接官はその人を何故採用したのか、採用する理由を見つ

けようとします。逆に不採用だと思った時はその人を不採用

にする理由を探します。

その話しを聞いた時になるほどと思いました。

 

今回、タックルの映像を見ただけの時には。

何!この酷い映像はと思いましたが時間が経つにつれ監督

やコーチの指示があった等の情報が流れ、日大は何も動か

ない中、タックルをした選手が顔も名前も出した記者会見を

行いました。

 

映像だけを見た直後の記者会見だったら世間の見方もまた

違っていたかもしれません。

監督からの指示やコーチの圧力など色々な情報が流れ、

酷い反則は、もしかしたら本人の意思ではないかもと世間

の人が感じ耳を傾けてくれるタイミングの記者会見でした。

 

服装、立ち振る舞い、話しの内容、数分間でやった事への責任は

あるが記者会見の中で多くの人が『真実』を探そうと耳を傾けた

のだと思います。結果、ほとんどの人が誠実さを感じた記者会見に

なりました。

 

一方、監督やコーチの記者会見では出だしから視聴していた多く

の人が話しの一言一句に『嘘』や『矛盾』を探していたのだと思い

ます。これから更に色んな事が出てきて真実は分かるのでしょうが

この両者の記者会見ではあまりにも大きな違いがありました。

 

自分がこのような状況や面接を受ける時には特に最初の数分間を

大切にしないといけないと改めて思いました。

また、逆に自分が面接をする時には最初の数分間だけで固定概念

を持たないように気を付けるよう心掛けようと思います。