単なる井戸端会議 パート74

『大爆発』

イラスト20131002(2013年10月 7日 福嶋 昭)

下半期に入り年末の声もチラホラ聞こえてきます。
そろそろ来年のカレンダーを発注しないといけない
時期です。
エクステックでは年末年始に御礼と感謝を込めて
毎年ご挨拶の時にカレンダーをお渡ししています。

毎年同じ卓上カレンダーですが使い易いとのこと
で事前に幾つお願いしますというお話しもあり、喜
んで使って頂けることを聞くと今年もご挨拶時に
お届けしないといけない使命感のようなものもあり
ます。

昨年度からは卓上カレンダーに加え壁掛けカレン
ダーも用意しました。
昨年はアンパンマンカレンダーでした。反響が良
かったこともあり今年は何になるか思案中です。

―― 『大爆発』

東京オリンピックや減税措置など日本経済に対し
ての起爆剤が仕掛けられています。
不発に終わるのか?大爆発を引き起こすのか?

中小企業にとってはそれを引き金にして自分達で
仕掛け、手繰り寄せ、爆発をさせないと気付けば
背負うものが増えるだけで終わってしまうという
状況だと思います。

ピンチはチャンスと言う人はいますが逆にチャンス
はピンチにもなり得るという事です。

先日、竹中平蔵元大臣のセミナーを清聴させて頂
く機会がありました。
ご自身の過去の取組みや今後の日本経済の見通し
等、1時間強のセミナーでしたが退屈させない内容
でした。

安倍総理に代わってから今までは評価出来る内容
だがこれから先は決まっていない事も多く正念場と
いう事でした。
それは会場にいた多くの経営者の方達も納得出来
る内容だと思います。

アベノミクス「三本の矢」は
① 大胆な金融政策
② 機動的な財政政策
③ 民間投資を喚起する成長戦略
ですが正念場である民間投資を喚起する成長戦略
が私達中小企業にとっては政府の決定や話しを聞
いて期待するだけではなく自分達がどう考え、どう
取組み、実現していくかが成功する、しない、の大
きな分かれ目です。

日本の将来にとっては大きな正念場です。
自分達の世代にとってもこれからの世代にとっても
このタイミングを活かさなければ長い低迷時代を迎
える事になると思います。