エクステックへの想い(5) 大きな背中

大きい背中

投稿日:2009年3月9日 更新日:2026年7月24日

※本記事は2009年に当社代表 福嶋が執筆した記事です。

公開から年月が経過していますが、
当時の経営に対する考え方や想いを伝えるため、
原文をできるだけそのまま掲載しています。


『大きな背中』

(2009年 3月 9日 福嶋 昭)

暖かな日、寒い日と温暖の差が
激しく体調を崩しやすい季節の変わり目です。

いつも以上に体調管理に気を配りご自愛下さい。

そうした中でも確実に
春が近づいているのを感じます。

東京都心の小石川後楽園(水戸徳川家の光圀が完成した庭園)で
しばし休日に憩いの時間を過ごしました。

隣には東京ドームが聳え(そびえ)たっており
ジェットコースタからの賑やかな声も聞こえるという
不思議な空間です。

そうした空間ですが自然の不思議な力に心が落ち着き、
梅の花に春の訪れを感じます。

日本に生まれ育って本当に良かったと改めて思います。

そのしばしの憩いの時間とは裏腹に日本経済の
深刻な状況は日々進んでいるようです。

ほとんどの企業がいかにこの状況を乗り切るか
頭を痛めていると思います。

『大きな背中』

ピンチになった時にはいつも父親、母親の背中が浮かびます。

子供の頃、小さいながらに親の苦労や
金銭面での問題を幾度も見てきました。

その時、無力な自分は何も出来ませんでした。

でも、どんな時でもその苦難を乗り越えていく
父親や母親の背中は当時本当に大きく見えました。

そんな父親、母親の背中も年齢と供に
今では本当に小さくなりました。

私はいい夫でもいい父親でもありません。

家庭のことは家内に任せっ放し
子供達の相手もほとんどしてこなかった男です。

でも、夫として父親としての背中は
いつまでも大きくあり続けたいと思っています。

そして私が父親や母親を見て
少しでも大きな背中になりたいと思ったように
子供達にもそれを感じてもらえれば
マイホームパパではないにしろ少しだけ
父親としての責任が果たせたのではないかと思います。

エクステックを起業する時にもその事を感じました。

大きな背中の社長でありたい。

どんな苦難でもあの社長なら何とかしよる、
そんな存在でありたい。

その背中が後に続く人達の思いや言動を育てる
そんな社長でありたいと思います。

そのことが試される時期が
今きているのではないかと思います。

社長として今の時代をどう乗り越え
次に繋げていくか、カッコ良くてスマートに
物事を片付けていく姿ではなく
ドロドロになりながらも進んでいく姿が
目に浮かびます。

でも必ず結果は出すつもりでいます。

その背中をみて大きいのか、
または反面教師の背中に映るのか、
どうちらでもいいです。

その背中を見て次を担うみなさんが何かを感じ、
みなさんの役に立てばエクステックの
父親としての役割の一部分を果たせるのではないでしょうか。

【編集部追記】
この記事が公開された2009年当時は、
世界的な金融危機の影響が残る厳しい時代でした。

経営環境やIT業界を取り巻く状況は大きく変化しましたが、
リーダーがどのような姿勢で困難に向き合うかという
テーマは今も変わりません。

組織を支える立場の人間が完璧である必要はありません。

しかし、困難から逃げず前に進もうとする姿勢は、
周囲の人に少なからず影響を与えます。

この記事に書かれている「大きな背中」とは、
能力や肩書きではなく、
そのような姿勢を表しているのかもしれません。

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