インターネット先行世代

(2010年 4月26日 塚本 稔)


先日、あるテレビ番組を観ていて印象に残った内容があったのでご紹介します。
番組はビジネス系の番組で、春という事もあって新入社員に関する内容でした。

我々のようなおじさん世代は、大人になってからインターネットを利用しているのに対して、これから社会に出てくるような新入社員の方々は生まれた時から、既にインターネットのサービスがあり子供の頃からサービスを利用している。この違いが大きいという内容でした。

例えば、人との関わり方では、
我々世代では面識があったり、ある程度の人間関係がある上で、メールによるコミュニケーションをとるのに対して、インターネット先行世代ではネット上で知り合い、メールでコミュニケーションを深めたあとに面識ができる。
両者は全くプロセスが逆だと言うのです。
そのコミュニケーションも特定の相手に対して高いコミュニケーション能力があるが初対面や関係の薄い相手に対しては、極端に低くなるというような事でした。
また、異性に対する告白もメールで行ったり、会社を辞める時もメールで連絡をする。

全てのインターネット先行世代の人にあてはまる訳ではないのでしょうが、現状を理解する必要性を感じるとともに、
どの企業においても人材教育の大切さ訴える事の意味を再確認したような気がしました。
弊社においても昨年、コーチングの研修を実施したのですがその研修内容を思い出すことが多々ありました。