分かり合えない、から始まる組織の話

皆様、映画館には行きますか?

映画が始まるまでのワクワク感。
暗闇の非日常感。
スクリーンの大画面で観る迫力ある映像とポッポコーン。
映画って良いですよねー。

という事で、先日観てきた映画
ディズニーの「ズートピア2」について書いてみたいと思います。

大人ながら、何度も笑ったり、感動で涙ぐんだり
とても良いエンタメ作品でした。

今回は、映画の感想を「組織の話」と絡めてみようかと思います。

物語の中で印象的だったのは、
一見するとまったく噛み合わなさそうな主人公の二人です。

価値観も立場も違い、
言葉の選び方一つで簡単にすれ違ってしまう。

でも実は、お互いを尊重していてちゃんと大切に思っている。
ただ、それがうまく伝わっていないだけ。

この「気持ちはあるのに、伝わらない」という状態、
思い当たる人は多いのではないでしょうか。

相手を否定したいわけでも、傷つけたいわけでもない。
でも、言葉足らずだったり、タイミングが悪かったりして、
誤解が積み重なってしまう。

そして距離ができてしまう。

組織の中でも、大きな問題の多くは、能力不足ではなく、
こうした小さなすれ違いから始まることが多い気がします。

物語の中で特に心を打たれたのは、
主人公たちが勇気を出して、ちゃんと本音で向き合うシーンです。

自分の弱さや迷いを認め、
相手の立場や気持ちを理解しようとする。

それだけで、
あれほど噛み合わなかった二人の関係が、少しずつほぐれていく。

「ちゃんと話す」ことの力を、改めて感じさせられました。

もう一つ印象に残ったのは、主人公が掲げる「理想」の扱われ方です。

周りに理解されなかったり、
無理だと言われたり、
自分でも「もう諦めた方がいいのかな」と思いそうになる。

それでも、自分を信じて進み続ける姿は、
とてもまっすぐで、胸にくるものがありました。

理想を語ることは、時にきれいごとだと言われます。
でも、理想がなければ、今の延長線から抜け出すことはできません。

映画を観て感じたのは、
組織や社会は、制度やルールだけでできているわけではない、ということです。

そこにいる人の気持ち、
信じたいもの、
分かり合おうとする姿勢。

そうしたものが積み重なって、
初めて「良い場所」になっていくのだと思います。

かわいらしいキャラクターとテンポの良い展開の中に、
とても大切なことをそっと忍ばせている作品でした。

分かり合えないと思っていた相手と、
実は同じ方向を見ていたと気づくこと。

理想を信じることを、簡単に手放さないこと。

仕事でも、組織でも、
そんな姿勢を忘れずにいたいなと感じています。

 

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