社内AWS勉強会、はじめました

GCP、Azure、AWSと、いまやクラウドサービスにはさまざまな選択肢があります。弊社でもプロジェクトの特性やユーザーのニーズに応じて、最適なクラウドサービスを利用しています。

たとえば、社内の情報共有では Microsoft アカウントを利用することが多いため、Azure を活用し、シングルサインオンで社内システムを利用できるようにしています。

また、GCP を利用しているユーザーの保守を担当するメンバーもいれば、オンプレミスで運用していたシステムをクラウドへ丸ごと移行するといった事例もあります。IaaS や PaaS の利用は、もはやシステムインフラの標準になりつつあると実感します。

そんななかでも、弊社がシステム開発を行う場合には AWS を選択することが多く、その流れから社内で AWS 勉強会をスタートすることになりました。

これまで各メンバーがそれぞれ必要に応じて調べたり、個人学習の形で知識を深めてきたのですが、「せっかくなら基本的なところから皆で学んだほうが良い」と、有識者が資料を準備して始まりました。

最初は「時間がある人」という声がけだったのですが、若手メンバーを中心に多くのメンバーが参加しました。普段AWSに触れる機会が少ないメンバーもいて、本当に初めの一歩といった勉強会。

やはり「クラウドって普段つかっているけど、実際どうやって構築するの?」という興味は多いようです。普段は必要な部分だけを触ることが多いですが、改めて基礎から体系的に学び直すことで、これまで“なんとなく”理解していた仕組みもクリアになったようです。

「勉強会=堅苦しい」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、当社の AWS 勉強会は良い意味でラフな雰囲気です。会議室のドアを開けたまま開催しているので、気になった人が通りすがりにちょっと覗いてみる、なんていう光景も。

AWSはサービスの種類もアップデートも多いため、知識をアップデートし続けるのはなかなか大変ですが、だからこそ「一人で学ぶより、みんなで学ぶ」ほうが続けやすい。そんな学びの文化が社内でさらに広がるといいな、と感じました。

勉強会を通じて、AWSの知識を広げるのはもちろんですが、それ以上に「誰かが自主的に始めた取り組みに、自然と人が集まり、一緒に学んでいく」——そんなカルチャー自体が私たちの強みになっていくのではないかと思っています。

次回はどんなテーマになるのか、今から楽しみです。

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