単なる井戸端会議 パート198

『生演奏』

(2024年 2月 5日 福嶋)

強烈な寒波が来と思えば春先の暖かさ、また寒波になったりと、体調を崩し

易い気候が続いています。インフルエンザやコロナも流行っていますので

お気を付け下さい。

 

1月は両親の住む奈良の五條市にある家に行く機会がありちょくちょくありま

した。位置的には大阪と奈良の境にあります金剛山麓で、奈良側の自然が

豊かな場所です。

大阪にある私の住居からだと車を使い大阪吹田から近畿道に乗り、阪和道を

経由し、南阪奈道を使って1時間半ほどです。

 

とにかく、夏は暑くて、冬は寒いです。私が奈良に行った今年1月の日は凍える

寒さで、リビングではガスストーブと石油ファンヒーター、エアコンのフル暖房です。

 

買物は車でないと厳しく、車で10分くらいの所にコープとコンビニがあります。

バスは使わないので分かりませんが確か1時間に1本なかったと思います。

でも、都会では味わう事の出来ない沢山の良さが沢山あり、少し車を走らすと

昔ながらの街並みがあり風情を感じます。

 

また、近くを吉野川が流れていて毎年8月15日には河川敷での花火大会が

あります。レジャーシートを引いて、そこに屋台で買い込んできた飲み物や

焼きそば、フランクフルト、たこ焼き、奈良の名物である柿の葉寿司等を並べ

花火を見ながらの夕食です。

 

花火大会の規模は打ち上げる花火の数で比べたりしますが、有名どころの

1万発、2万発といった数から比べると規模的には数千発程度だと思います。

でも、私の中では日本一の花火大会です。河川敷にレジャーシートを引いて

ゆっくりと見れるだけではなく、下から見上げるくらい近くで花火が上がります。

上からは花火の灰が降ってきて、お腹に花火の後がズシッと響きます。

 

花火も中くらいの高さで連続して上がるものと上空高く上がる花火があります。

同時にそれらの花火が上がり始めると、音楽が流れ、レーザー光線が会場を

走り、ライブ会場のようになります。

 

また、隣の吉野川に目を向けると灯篭流しが始まっていて幻想的な風景です。

吉野川の端と端を繋いでナイアガラの花火も始まります。この花火大会を見に

いく度にこの花火大会を企画する人は凄いなと感心させられます。

昨年は台風で中止になりましたので今年は是非とも開催して欲しいものです。

 

 

 

『生演奏』

 

少し先の夏場の話しになりましたので季節を戻しますと関西ではこの時期に

お化けと言って節分に仮想したりするイベントがあります。

10月末にあるハロウィンみたいな感じですが関西の京都や北新地などでは

ハロウィンよりもお化けの日の方が馴染みや活気があるようです。

今年は3日が土曜日でしたので1日、2日にイベントをやるお店も多かった

ようです。

 

お店も書き入れ時という事でお化けに来て下さいとの連絡が幾つか来ました。

「書き入れ時」という漢字はこれで正しいの?と調べてみると、帳簿に沢山記入

しないといけないくらい忙しいという意味でこの漢字を使うようです。私も久々に

取引先の知人と北新地のお化けに行ってみる事にしました。

 

顔にペイントやコスプレで歩いている人とすれ違いましたが仮想している人は

思ったほどでもありませんでした。どうもコロナを境にこのイベントも熱が少し

下がったように感じます。

過去には花魁の格好で練り歩く事もあると聞いていたのですがまだ見た事が

ありません。

 

お化けに来て下さいと連絡を頂いたお店に連絡を入れてみるとどのお店も今は

混んでいます、もう少ししたら空くと思いますとの事で席がありませんでした。

「大丈夫、頑張って書き入れて下さいね。」という事でお断りをし、昨年取引先

の人に教えてもらったお店にいく事になりました。

 

そこのお店はギターやピアノ、ドラム等の楽器を演奏してくれて唄う事が出来

ます。元々私は唄が上手なわけでもないし、立って唄う事は苦手で、マイクを

持たないもう一つの手をどこに置けば良いのか違和感があります。

 

今までも二、三軒そういう生演奏で唄えるお店には行ったことはありますが、

生演奏で唄わせてくれるお店は演奏してくれる曲は古い物が多く、演奏して

くれる曲のリストも多くありません。でも、ここのお店は演奏してくれる曲数が

多く、新しい曲も多くあります。演奏リストに乗っていない曲も可能であれば

即興で演奏してくれ、次回来店時にはその曲がリスト入りしています。

 

また、カラオケ画面のように歌の進行に合わせて歌詞に色が付くわけでは

ないので何処から唄い始めれば良いのか、途中どこを唄っているのか分から

なくなると「今は何処?」の迷子状態になります。

 

でも、このお店は唄の始まりが近づいてくると「そろそろですよ、一、二、三、

はい」と教えてくれますし、迷子になった時には一緒に唄って軌道修正して

くれます。キーが違う時には途中で演奏を止めて初めからやり直してくれます。

しかも、何と言ってもお値段がリーズナブルです。これは流行るよねとお店の

戦略や接客に感心させられました。

 

カラオケ好きの取引先や社員さんを連れていけば皆さん新鮮で喜ぶだろうな

と思い今回、三回目の挑戦でした。シンガーの人も唄いに来ていましたが、

飛び抜けた上手さでした。その人から一緒に唄いましょうと誘われましたが

躊躇し一曲も唄いませんでした。唄わなくても充分に楽しめますが、カラオケ

好きの取引先や社員さん達を連れてこれるよう次回はもう少し頑張ろうと思い

ます。お店に行ってみたい社員さんは息抜きを兼ねて一緒に行きましょう。

ご連絡お待ちしています。