単なる井戸端会議 パート182

『音程バー』

(2022年10月 3日 福嶋)

9月は台風で各地に被害が出ました。被害にあわれた人には心よりお見舞い

申し上げます。近年、毎年のように大きな災害が起こっています。

私が生きてきた、たった六十数年の間でさえ災害の大きさ、季節の感覚、気候

変動が大きく変わっているのを感じます。

 

私ひとりが出来る地球環境への取組みは些細ですが、それでも色んな情報に

耳を傾け出来ることはやっていきたいと思います。

 

また、自然災害だけでなく円安も止まらない状況です。知人の輸入業者と話しを

する機会がありました。輸入商品価格の高騰で利益を食い潰されて悲鳴どころ

ではない状況のようです。

 

値上げやむなしとも思いますがその前に商品を確保する為の先行資金を工面

する必要があり大変だということです。

資金の工面が出来たとしてもその分を販売価格に転嫁するとユーザーの購買

意欲が下がり、結局売上に悪影響を及すといった負の連鎖になります。

 

私が二十代の時に日本は高度成長期で国際競争でも強く、最先端の技術を有し、

大企業は安定していました。それ故に日本国内の縦構造は絶対で中小企業は

大手起業に太刀打ち出来ない、そんな時代でした。

 

ところが、現在は国際競争で日本は後退し、新たな分野への取組みも日本は後手

後手です。大企業といえども何が起こるか分からない下剋上の時代になりました。

ただ、中小企業にとってはその事がマイナスだけでなく、新たな展開や差別化を

はかるチャンスや可能性は広がったと思っています。

 

大手企業と比べて中小企業はビジネスや収益構造が安定していません。安定して

いる時には新しい事には中々挑戦出来ないものです。

中小企業においての武器は安定していないからこそ行動しないといけない機動力が

武器でもあると思っています。もちろん、リスクはありますがリスクがあるからこそ

新しいビジネスであり、新しい展開や差別化に繋がっているのだと思います。

 

海外とのオンライン商談を行う中で日本に対しての信頼をまだまだ感じる事はあり

ますが、商談先の企業がメイドインジャパンを必ずしも選択する訳ではありません。

ある意味、日本というネームバリューの後ろ盾が弱くなる中で自分達の力量、努力

次第という公平な時代になったと感じています。頑張りどころです。

 

 

 

『音程バー』

 

重い内容が続くとしんどいので話題をガラッと変えます。

飲み会の場で、皆さんもカラオケをする機会はあると思います。私もそういう

場があります。相手の年代にあわせた選曲をするようにしていますが流石に

若い人との時に最近の知らない曲、難しいと思う曲にはお手上げです。

 

最近は歌の上手い人が多くて少し羨ましいです。採点機能等を入れた時には

参加し辛くなります。私は大体70点台で、良い点数でも80点を超えるか超え

ないか程度です。上手い人は当たり前のように80点後半から90点前半の

点数を出しています。95点となると少しハードルは高そうですが。

 

私の音程はどうも音程バーに乗っからず、赤色の線が引かれていきます。

音程バーに気を取られていると今度は歌詞が分からなくなります。二つを同時

に見る事は私には至難の業です。どうしているのか娘に聞いてみると歌詞は

暗記しているとの事でした。歌詞を暗記してカラオケをすることは更にハードル

が上がります。

 

採点機能を行った翌日にはもう当分カラオケはしませんという気持ちにもなり

ますがこれが私の限界だなと納得をし、またお付き合いします。

元々はカラオケ大嫌い派で仕事のお付き合いの為に一曲だけで良いから曲を

覚えたいと家内に相談してiPodに入れてもらいました。その一曲目が175R

の「空に唄えば」でした。どうも最初の選曲からハードルが高かったようです。

 

カラオケを始めることになったその当初を思うと目的はお付き合いの一曲で

したので目的は充分に達席できたので満足しないといけないかもしれません。

私があまり上手過ぎると相手も歌いにくいと思いますので丁度良いレベルだと

自分に言い聞かせておきます。

 

でも、やっぱり楽器が出来たり、唄が上手いのは羨ましいですね。