単なる井戸端会議 パート150

『化ける!』

(2020年 2月 3日 福嶋

単なる井戸端会議も150回になりました。

月に一回のペースとはいえ、ここまで続けてきて良かったと思って

います。それなりに大変ではありましたが会社ブログを通じて私自身

幾つも得るものがありました。

 

私が会社ブログを書くにあたって心掛けてきた事は、

1.最初から最後まで全てネガティブな内容で通さないこと

2.最後は基本ビジネスに繋げる締め方をすること

 

会社ブログを続けてきたことでその時、その時点の状況を見つめ

直し、考え方を整理し、行動に移す良いきっかけにもなりました。

そういう意味では月一回は良いペースです。

 

皆さんの中でも月報が必要か不要かという賛否両論の意見を聞く

事もありますが提出する為の月報ではなく、「この一ヶ月を整理し、

見つめ直し、次の行動に活かす」為の一つの手段として活用する

ものにすれば自分自身にとっても大きな価値があると思います。

 

この十数年のブログを読み返してみるとブログの裏側には自分が

悩んでいた事、考え方が変化してきた足跡が残っています。

 

ネガティブな内容や弱音、暴露話を含めれば色の違う面白いブログ

も書けますがそれは会社ブログではなく、そろそろ時効かなという

時にお酒の席や皆さんとの過去の笑い話にとっておきます。

 

 

 

―― 『化ける!』

 

エクステックを立ち上げた頃は怖いもの知らず、もう少し正直に

言いますと、経営の知識足らずで会社をスタートさせました。

設立時から私にもう少し経営知識があればリスクが頭の中で

先行し腰が引け今のエクステックはなかったのかもしれません。

 

そんな経営知識足らずの私を周りの人達も助けてくれましたし、

運も良かったのだと思います。

周りの助けや運は会社経営にとっては重要なことです。

 

でも、その知識を補う為にかけ引き無しで本当にみんな良く働きました。

それはそれで楽しかったのですが、会社を立ち上げ十数年間このまま

では会社が続かないし大きくならないとその答えが見えないままひそか

に悩んでいました。

もちろんそんな弱音は吐けないのでうちの会社は良い会社で、今に

大きくなるよねと言い続けました。

 

そんな悩み続けている中で「私はエクステックの事が大好き」といつも

話してくれる人がいました。色んな会社で講師やアドバイザーをして

おり私に足りないものを沢山持っていました。

その人に顧問としてエクステックのビジネスを手伝ってもらう事になり

ましたが一番の理由はやっぱり「私はエクステックの事が大好き」という

シンプルな言葉でした。エクステックの会社ブログはその人の提案で

スタートしました。

 

その人は本当に一生懸命な人で夕方くらいから二人でファミレスに

入り新しいビジネスの話しが始まるとノートを広げ気が付けば終電

間際という事はよくありました。

「社長、明日続きをしましょう。明日の土曜日は何処にいます?」

「休みなので家に居ますよ。」

「では、私が社長の家に行きますので続きをしましょう。」

「大丈夫、事務所に行きますのでそこで続きをやりましょう。」

 

そんな感じで新しいビジネスはもちろんですがビジネス文章やビジネス

マナー、ビジネスへの姿勢、IT業界以外の人達とのセッティング等と

その人に沢山の事を学ばせて頂きました。

 

その学びや経験の中で、今の時代の中でエクステックを伸ばすには

どうすれば良いかという自分なりの答えに辿り着きました。

その事を学ばせてくれた顧問の人には本当に感謝しています。

 

23年間会社を続けてこられたという事は大きな成果でもありますが、

エクステックが「これで化ける!」という自分なりの答えを信じて

頑張っています。