単なる井戸端会議 パート133

『権力と権限』

 

 

(2018年 9月 3日 福嶋 昭)

 

お盆明けに少し涼しくなりましたがまた暑さがぶり返しました。

今年の暑さは本当にこたえますね。でも、私は夏バテ知らずで

痩せないです。

水分ガバガバ、クーラーガンガン、食欲まんまん、です。

 

7月に西日本豪雨災害がありました。先日8月27日の夜には東京で

ゲリラ雷雨がありニュースでも取り上げられました。

私はその時、東京の住まいに居たのですが何か続けて大きな音が

すると思いベランダに出てみると浸水するまでの降り方ではあり

ませんでしたが本当に凄い雨でした。

 

ただ、雷の光り方や数は今までに経験したことのない景色でした。

ベランダから外を見ていて絶え間なく沢山の雷で空が光り、すぐ

目の前に雷が落ちてくるのではというくらいに迫力がありました。

 

他の地域では浸水や落雷で電車が止まったり大変だったようです。

また、その後も東北や北陸地方でも避難指示が出ています。

近年は大きな自然災害、そして猛暑や厳寒が増えたように感じます。

 

 

 

―― 『権力と権限』

 

自然災害も大変ですがスポーツ界も色々と紙面を騒がせています。

レスリング、アメフトタックル、ボクシング、そして最近では体操界と

いずれも『パワハラ』『権力』という言葉が紙上を飛び交っています。

 

『権力』を辞書で引くと、強制とか、服従といった、支配する力を

指しています。私はニュースに取り上げられた業界の関係者ではない

ので詳しい事実関係は分かりませんし、無責任な発言も出来ませんが

協会は競技や選手を支配するのではなく、競技を広げ、選手を育てる

為のものでなければいけません。

 

どちらか片方が0対100で悪いという訳ではないと思います。

それぞれの言い分があり問題になるイチ部分を切り出してしまうと

反論や言い訳に聞こえてしまいがちになります。

 

まずは、「こういう目的の為」にを明確に述べて、それを実現する

為にこういう言動があり、この部分についてはそれを追求し過ぎて

いけなかったりやお互いの解釈相違というようなお互いの立場での

思いや経緯を整理した内容での説明であれば印象や解釈も変わるの

かなと思います。

 

外から見ていると客観的にそうしないといけないなと思えますが

いざ自分がその張本人になると冷静に対応するのは難しいのかも

しません。日頃から周りでそれを監視してくれる人、助言して

くれる人、その声に耳を傾ける姿勢や習慣は大切なのだと改めて

思いました。

 

いずれにしても東京オリンピックが目の前に近づいているので早く

良い形で決着をし、晴れの舞台を目指して欲しいと思います。

 

これを会社に置き換えてみるとどうでしょう。

「権力」はやっぱりおかしいですね。あるとすれば「権限」ですね。

二つの違いは漢字の示す通りで、権力は「力」、権限は「限」。

ようは権限には範囲(上限)があるという事ですね。

 

その権限も色んな人の意見を聞いて、今の状況を見て、公平に判断

出来る人が権限を持たないとおかしくなりますね。

会社や組織が良い方向に向かうためにどうすれば良いのか、個々を

どう育てれば良いのか等、全体を見て個々を配慮した舵取りです。

良かれと思ったことがそれぞれの立場からみると解釈が異なる事も

あり指導とパワハラは紙一重です。

 

組織と個人の在り方でこのような事が取り上げられる時代になり、

色々と考えさせられます。会社と会社、国と国の力関係でも似た

ような事はあると思います。

これから先どんな時代になるのでしょうか。

 

エクステックの舵取りという事では、当然今後もシステム屋を続けて

いきますがITをベースにした新しい事にもチャレンジしています。

そのチャレンジはエクステックのスキルやノウハウでは限られた事

しか出来ませんのでアライアンスという形でチャレンジできる分野

を広げようとしてきました。会社と会社の業務提携です。

 

そうなるとどうしても売上や利益が先行し、会社間の思いも入り

範囲が限定されスピードが鈍ります。その間口をもう少し広げて

色んな人達が自由に集まってディスカッションや行動が出来る場

を提供出来たら良いなと考え、進めようと思います。

 

会社に所属する人はもちろんですがフリーランスの人や少し活躍の

場や方向性に悩んでいる人も大歓迎です。もちろん、エクステック

の皆さんの参加も大歓迎です。

近いうちにまたブログでもご紹介出来ると思います。