『若返りの特効薬』

（２０１４年　３月　３日　福嶋　昭）

今日は、３月３日ひな祭りですね。
娘もこの３月で学校を卒業し親として子育ての役割も大きな
節目を迎えました。

小さい時に連れて行った東京ディズニーランドでは自分で
歩くのを拒否し気が付けば後ろの方で、『おいで、おいで』
の手招き、根競べで負けて近づいて抱っこしたら頬っぺた
に「チュッ」。どんな恐ろしい女の子になるのやら。

小学校４年生の時には寝る前に添い寝でのひと時、もう
寝なさいと言うと「じゃ、夢の中のバス停で待ち合わせ」。
バキューン、小学校４年生の女の子？凄い殺し文句！！

ちなみに高校２年生の時「夢の中のバス停で待ち合わせ」
覚えている？と聞くと、覚えている！の答え。

会えたの？と聞くと、夢の中でバス停見つかれへんでぇの
大阪弁でのボケ漫才。
飲み屋さんでのネタに使わせてもらっています。

本日のひな祭りにちなんでは・・・
ある年にお雛様が出ていなかったので「お雛様、今年は
飾らないの？」と聞くと「うちのお雛様。今、引きこもりや
ねん。」
まぁ、とっさにようそんな答え出てくるなぁと感心。

そんな娘にも今は彼氏がおります。学校卒業したので早く
頑張って生活も自立して下さい。

息子については本人が赤面して逃げ出したくなるような
面白ネタがありますがそれは結婚式での親父スピーチで
使おうと思っています。

――　『若返りの特効薬』

子育てはひと区切りですが、私のビジネスライフはまだまだ
これからです。
少子化で労働力も減少し年金支給もどんどん先になる日本
の状況を考えると、世の為、人の為、自分の為、もっともっと
頑張らないといけないですね。

というよりも仕事を取り上げられると老化が加速しそうです。
仕事は若返りの特効薬です。

６０、７０歳代の方々ともお話しをする機会も多くあります。
日本を良くしようと昭和の高度成長期を支え、生き抜いて
きた先輩達です。

経験、能力はもちろんですが。
気力、体力もまだまだ若い人達以上のものをお持ちの方々
が多いように感じます。

ある方が「私達の時代は頑張った分だけ自分に返ってきた
時代で面白かった」と言っておられました。
そんな中で得た知識、経験、人脈は強いですね。

だから、良い話し、悪い話し、危ない話し、経験談豊富な事。
色んな話しを聞いていてかなり楽しいです。
仕事の場、食事・お酒の場でも沢山の事を学ばせて頂いて
います。

また、若い人達からも学ぶ事、教えて頂く事は沢山あります。
私達IT業界においては新しい技術や考え方はどんどんと
出てきます。そうした中でも若い人達の興味や吸収力は凄い
ですね。

私が携わってきた基幹系システム構築は形の見えない
ものでどちらかというと縁の下の力持ちでした。
この数年、Webやコンテンツというビジネスに関わると
裏方ではなく見せ方、伝え方を重視した表舞台のもの
が増えてきました。

どういうビジュアルや構成が今の時代にあっているのか？
何を使ってどう進めていくのがいいのか？
若い人達の考えを理解し取り入れる方が良い結果を生む
事が多いように思います。

私達５０歳代！上を見ても下を見ても、まだまだ若返りの
特効薬は沢山ありそうです。