単なる井戸端会議 パート68

『旅立ち』

aa20130401(2013年 4月 1日 福嶋 昭)

我が息子もこの4月、本日からビジネスマンとしての
生活がスタートしました。

息子は娘と違い小さな頃から甘え下手で私も上手に
甘えさせてあげる事ができませんでした。

私の経験から話しをしてあげたり一緒に考えたりする
こともほとんどなく父親としては何も教えてあげられ
なかった事に少し後悔を感じています。

息子を採用して頂いた企業さんでの配属先が徳島に
決まりました。
家内からこの先、もうないと思うので息子の引っ越しを
兼ねて徳島に1泊2日で家族旅行をしようという提案
がありました。

娘からも家族旅行行こうよとメールが入り、息子も
すんなり行くことに同意をし、後は私が参加するか
どうかだけになりました。

仕事との兼合いもあり期待はしてない様子でしたが
今までほとんど家族旅行もない我が家でしたので
今回は周りの方にもご協力を頂き行ってきました。

―― 『旅立ち』

泊まるホテルを予約し後はガイドブック片手に寄り道を
するような気ままなぶらり旅です。

午前11時頃に家を出発し後はナビ任せの運転です。
いきなり何でこちらの高速道路?と思いながらも淡路島に
到着しました。

娘が羊に触りたいとのことで「淡路ファームパーク イン
グランドの丘」へ。
自然や小動物とのふれあいを楽しむことができ、コアラ
もいます。久しぶりに家族4人で歩いていることに気付き
ました。おもわずニガ笑い!

「淡路ファームパーク イングランドの丘」でたっぷり
遊んだ後はホテルの露天風呂、大浴場に直行です。
その後は美味しいものを沢山食べ、少し大き目の部屋で
熟睡。ゆっくりさせてもらいました。

翌日は10時にチェックアウトし息子の引っ越し先へ。
・・・引っ越し先の住所は引っ越し屋さんの荷物の中?
鍵を受け取る不動産屋さんもわからず急遽寄り道なし
で記憶を頼りにウロウロ。何とか辿り着きましたが
この新人君大丈夫?

引っ越し屋さんが中々来ないのでその間に日用雑貨
や食糧、自転車の買い出し。ついでに息子の職場も
覗いてきました。

翌日、仕事でそろそろ移動しないといけない時間帯に
なり息子の夜のお弁当を差し入れ大阪への途につき
ました。

マイホームパパでない私ですがこれで息子も手を離れ
旅立つと思うとホッとした気持ちよりも寂しい気持ちが
強くなり親子の節目を感じました。自分でも想像して
いない感情でした。

息子に少しだけ父親として話しをしました。
三年間は疑問を持たずに一生懸命仕事をしなさい。
三年たったら疑問を持ちなさい。
その疑問はどうすれば解決するのか良くなるのかを
考えて仕事をしなさい。

一生懸命頑張ってほしいものです。

One thought on “単なる井戸端会議 パート68

  1. あつしぃ より:

    ちょっとしたハプニングも家族で経験したことで
    家族みんなの思い出ですね
    ちょっと感動しました。
    今自分が3人の子供の親になり
    上の子が大学を出て社会に出るのは14年後
    14回同じ季節が来るだけと考えたら、あっという間に来てしまうのだろうなと思います。
    その時自分はどんなお父ちゃんなんだろなと思いました

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