単なる井戸端会議 パート64

『2012年、師走』

スケート広場
(2012年12月 3日 福嶋 昭)

今年も残すところ最後の月となりました。

師走は忙しさとイベントが同居の月です。最近は昔と
違ってお取引先の忘年会に呼ばれる事も少なくなりま
した。
良いのか、悪いのか、年賀状も年末年始のご挨拶も
昔ほどの堅苦しさはなくなりました。

どちらかというと仕事のしきたりや行事が減り、それ
以外のイベントやレクリエーションが優先される時代
になったようです。

話しは変わりますが、先月高校時代の野球部同期が
集まりました。52歳みんなオッサンです。
そのオッサン達の共通の話題は今も青春時代に時間
をついやした野球でした。…やっぱり。

話しを聞いていると色んなことをよく知っており、自身
でも朝四、五時からマスコットバットに重りを付けて
毎日素振りをしていると聞きます。
どれだけ野球が好きやねん。…少し羨ましい。

中には名刺を交換すれば仕事もスポーツメーカーで
所属部署は野球事業推進チーム。
一生野球に関わる仕事をしているものもいます。
みんな本当に大した野球おバカです。

野球オッサンからは脱落している私ですが高校時代
は同じ目標を目指し毎日努力をした生涯の仲間です。
今でも、何かあれば『いざ鎌倉』です。

―― 2012年、師走

仲間や人との距離の近さを感じる時間は高校野球
時代も今の仕事でも本当に嬉しい瞬間です。

最近、ある企業様と大阪労働協会主催の就職合同
説明会にブース出展をしました。
ブース出展は始めての取組みという事で私も含め
手探り状態でした。

まずはブース出展に向けての準備や当日運営をし
てくれる社内でのスタッフを集める事からでした。
リーダー会議でその話しをするとあっさりとみんな
自分から手をあげてくれました。

ブースに飾るパネルや当日配布するチラシ、サイ
クリックに切り替わるプロジェクタ映像等々。
みんなで分担とスケジュールを決め準備に取り掛
かりました。予定通りに想像していた以上のものが
上がってきました。

始めての取組みなので当日の話しの内容や呼び
込み手段はアドリブでお願いしますだけの打合せ
です。

アドリブでと言ったものの私を含めどんな展開に
なるのやらと不安を抱きながら合同企業説明会
が始まりました。
ブースの中に説明をするスタッフが二人座りその
対面に6脚の椅子が並べられています。

開始早々、6脚全てに求職者の方が座ってくれま
した。面接ではなく説明会ということでエクステック
を理解してもらう為の時間なので座って頂いた方
に応じての対応を考えていました。

簡単な会社概要をお話ししその後は質問にお答え
をする形式で進めてみました。
弊社のことを知って座った人、IT業界を希望する人、
たまたま座った人、様々です。

これは椅子に座って頂いた求職者の方を二つの
グループに分け二人がそれぞれに話しをする方が
エクステックを知ってもらえると感じ特に打合せを
する事もなしにその形になっていました。

また、ブースの前で呼び込みをしているスタッフも
人によって声の掛け方に工夫をしたり、ブースが
混んで待ち時間が発生する時は席についてもらう
まで説明をしたり等々。
状況を想定した打合せが出来ていたような連携が
自然と出来ていました。

4時間で29人の求職者の方々とお話しをさせて
頂きました。求職書の方に配布される資料には
他社様と比較して採用ハードルが少し高めには
なっていたのでもう少し多くの求職者の人達と
お話しが出来るような設定にすれば良かったと
少し反省もしました。

とは言え、4時間で29人の求職者の方には5人
のスタッフが一生懸命応対をさせて頂きました。
終わった時にはスタッフ全員が少しお疲れモード
でしたが心地良い疲労感でした。

ブース出展を通して色んな経験や勉強ができま
した。と同時に今回の取組みや運営連携を見る
中でエクステックにはいい人達がいる事といい
仲間である事を再認識できた楽しい時間でした。

今の苦しい日本経済の中でも大阪は更に厳しい
状況であると感じています。
会社と働く人達、働きたい人達がお互いを理解、
協力し大阪を建て直さないといけない事も再認識
しました。