組織目標と個人目標。

山栗しるこ

一緒に成長して行きたいと思います。


前回、季節を感じるために、というお話をしましたが、今回も季節を感じる「食べ物」のために、日帰りで小旅行してきました。秋で代表的な食べ物といえば、やはり「松茸」ですかね。その松茸を食べに・・・と行きたい所ですが、われわれ庶民にとっては、なかなか手が届きませんね。なので「松茸」は諦め?、今回は「栗」が主役です。岐阜県の中津川にある「すや」という栗きんとん屋さんで、この時期のみ販売される、「山栗しるこ」を食べに、わざわざそれだけのために行ってきました。栗の甘みの生きた素朴な味で、何杯でも食べられそうで、すごくおいしかったです。

前々回から、「ナニナニとナニナニ」シリーズが続きますが、またまた少し、お付き合いください。

一般的な話として、企業は経営目標を設定し事業を行います。売上を○○億円にする、新規ビジネスを立ち上げる、シェアを○○%する、などなど。会社によって目標はそれぞれですが、ほとんどの企業は目標を設定し、その企業に所属する人は、その目標を目指して仕事を行います。

また、経営目標は、会社の部門単位に分割されて組織目標となり、さらにプロジェクト単位へと細分化されます。その細分化された目標の一番小さな単位が個人目標と言えます。

そして、ごく社会一般的に言うとすれば、組織における人事評価というのは、こういった「組織目標の達成のために各人に課せられた課題をどれほど達成することができたか」を評価するもの、なわけです。

日本企業は、戦後の高度経済成長の中で、この仕組みの中においては、常に組織が個人より優先されてきました。個人にとっては、給与という対価を得て、組織目標の達成に貢献するのが一番の道義的な責任であり、「やりたい仕事が出来る」とか、「スキルを身に付ける」などは、あまり重要視されて来ませんでした。

今は、そういう時代ではないと断言できます。しかし、まだまだ上記のような考え方を持った企業も数多く存在することも事実だと思います。目標達成に必要な仕事が、たまたま自分のやりたい仕事であったり、スキルが身に付く仕事など、自分の希望と一致することもあるでしょうが、なかなかそういう環境に恵まれる人も少ないのではないでしょうか。

エクステックでは、売上を○○億円にするなどの数値目標はもちろん立てますが、それと同じくらい重要な目標として「技術者と共に成長する会社作り」を常に考え、成長戦略を構築しています。社員が成長することにより、会社が成長するという考え方です。

ただし、組織目標と個人目標のベクトルの向きが一致しない事には、企業の成長はありえません。そのために、社員各自の個人目標をリーダーと共に検討し定め、その個人目標を達成できる最適な仕事に可能な限りアサインし、目標が達成出来たかを評価する仕組みを構築しています。

今、エクステックでは採用活動を活発に行っています。エクステックと共に、技術者として、社会人として、一緒に成長して行きたいと思っていただける方に、ぜひ応募していただきたいと思います。