過去の功績。

小廻り

喜びと責任感を感じてほしいと思います。


ゴールデンウィークの話しなのですが、あまりにも暇だったので、約5時間かけて、鉄道小旅行?してきました。写真はその時に乗車した列車たちです。どんな方法?手段?で列車たちに乗車してきたかは、ここでは説明しません。写真みていただければ、分かる人には分かります。

ちょっと前に投稿した「がんばれ!おやじ達!」に記載した「過去の功績にしがみつくおやじ」ではありませんが、私も長年、システム開発の業界で仕事をしてきましたので、こんな私にも、ある程度の、残してきた功績というものがあります。

はずかしながら少し紹介させていただきますと・・・、

某?携帯電話会社の請求システム。
通話データを集約し、料金形態に合わせた料金計算を行った後、請求書を発行するシステムです。当時、所有していた携帯電話が、この会社のものでしたので、自分の設計した請求書が、毎月、自分の手元に郵送されてくることに、ちょっと違和感?がありました。

某?金融機関の勘定システム。
これはほんの一部ですが、残高業務を担当しました。この金融機関に行って操作したATMの画面の一部に、自分の担当した部分が表示されていることに、少し感動した記憶があります。

某?電力会社の検針システム。
みなさんの家の郵便ポストに無造作に入れられている「電気料金のお知らせ」。この「お知らせ」を作成するシステムのハンディー端末側の設計を担当しました。「電気料金のお知らせ」の基本的なレイアウトであったり、表示内容は、設計当初から、今でもほとんど変わっていません。

製薬会社向けCSV作業。
現在、担当している作業です。簡単に言うと、コンピュータシステムの動作を保障する為のコンサルティング作業なのですが、この保障がなければ、どんなに画期的で有効な新薬が開発されたとしても、国の認可が認められず、製薬会社は薬を販売する事ができません。

そのほか、某タイヤメーカーの工場で、航空機タイヤの製造指図書を作成するシステムを開発した事もあります。自分の担当したシステムで航空機のタイヤが作られていると思うと「ゾッと!」あっ、いやいや、身が引き締まる思いです。

CSV作業を除いて、すべて昔の話ですので、今は開発したシステムがそのまま稼動しているとは、到底思えませんが、自分の設計したシステムがちゃんと稼動し、日々社会の中で何事も無かったように使用されていることに、責任感を感じます。また、それを目にすることができるた時の喜びや楽しさを、幾度となく経験させていただきました。

たとえば、企業の社内システムであったり、世間の人が見たり触れたりしない部分での開発であったとしても、自分の担当したシステムが、何らかの社会的影響を与えていると思うと、中途半端な仕事は出来ないですね。

なんや、よ~わからんシステムの、なんや、よ~わからん部分のプログラムを担当していました。では、達成感もなければ、面白くもないですよね。自分の担当したシステムが、システム全体のどの部分の機能なのか、何の目的に開発され、どんな人が使用し、社会的にどういう貢献をするのかを、しっかり理解できていると、仕事にもやりがいが出てくるのではないでしょうか。

皆さんも、自分の開発したシステムが、社会の中で、当たり前のように色々な人々に利用され、重要な役割を担っている、社会的貢献をしている、という喜びと責任感を、ぜひ感じてほしいと思います。