単なる井戸端会議 パート24

半世紀

人生時間
(2010年 1月25日 福嶋 昭)

暖かくなったり寒くなったりと体調管理に苦労しそうな日々
ですが体に気を付けて下さいね。

昨年末はギリギリまで仕事の方でバタバタしており休日も
ほとんど出勤でした。DVDを借りて自宅での映画鑑賞と
いう時間も少なくなりましたがその分、休日出勤の仕事帰り
に息抜きを兼ねて映画館に足を運ぶ事が多くなっています。

昨年末は『クリスマス・キャロル』、『アバター』を見ました。
みなさんもご存知の通りで上記作品では3Dも大きな話題
のひとつになっています。

私が始めて3Dを見たのは大阪のOBP(オオサカ・ビジネス・
パーク)がまだ今のようなビルが立ち並ぶ前にドーム型
シアタがありそこで見た白黒のシンプルな映像でした。
その後はどんどん進化し東京ディズニーランドのアトラク
ションなどで楽しく拝見させて頂いております。

3D技術が進んでより楽しめるようにはなりましたが40歳
半ばに老眼を認めた上でまだメガネをかけていない私に
とりまして上映中の3Dメガネでの鑑賞はかなり目が疲れ
違和感があります。
技術関係者の方々、なお一層の技術革新宜しくお願い致
します。

という事で老眼も進行中の今年、いよいよ50歳を迎える
ことになりました。
今日は50歳を迎えるにあたって少し今の心境につきまし
てお話しをしてみたいと思います。

―― 半世紀

50歳を迎えるにあたって「若い時からそんなに変わって
いないですよ」という話しを私もしますし、他の方がその
ようなニュアンスのお話しをしているのもよく聞きます。
でも、気持ちや感覚はそうであっても実際はどんどん変
わっています。

私が37歳の時にエクステックが設立され、ずっと社長を
やらせて頂いております。
37歳当時の私が今のエクステック社長であれば間違い
なしに今のエクステックの社長は務まりません。
そのことが一番の証明です。
自分では気付いていなくても沢山の経験や実績、ノウハウ
の蓄積の上に成り立っているように思います。

50歳を迎えるまでは自分が大きく変わるとかを感じた事
はなかったのですが最近は「自分自身変わっていく」という
予感を感じる事があります。

それは先程申し上げた経験やノウハウの蓄積からだと思
いますが、ひとつの大きな取組みを仕上げるには5年の
月日が必要だと感じています。
65歳まで働いたとして私には大きな取組みへのチャンス
は後3回しかないという事です。

そう感じた時から今の時間は今まで以上に大切で、時間
が経過するスピードもどんどん加速しているように感じて
います。
そうした中で自分自身も今まで以上に加速して変わって
いくように感じるからです。
別にそれが怖い訳でも、嫌な訳でもなく、どう変わるのか
を楽しみに感じています。

年金支給時期等で定年が延びたことには物を申したいです
が55歳定年制が60歳、65歳と働ける時間が延びた事
でトライできるチャンスが増えたことを個人的には感謝を
しています。

自分の人生が半世紀を迎えることができ、お世話にな
った方々への感謝と共に、これからの自分の時間が
有意義で結果が伴うよう頑張りたいと思います。