大海原に。

海

待ちの釣りから攻めの釣りへ。


私のBlogの担当が、今年最後になりました。今年1年、ご覧いただきまして、本当にありがとうございました。当Blogは、アクセス数こそ少ないものの、閲覧していただいた方すべてが、就職活動中でエクステックに興味を持っていただいた方、社員や取引先の方などエクステックと何らかの関わりがある方々ばかりだと思っています。

少し脱線してしまった内容もありましたが、素直な気持ちで、少しでもエクステックという会社の雰囲気が伝わればと思い投稿してきましたが、いかがだったでしょうか。これからも継続して行きたいと思いますので、今後とも、よろしくお願いいたします!。

待ちの釣りから攻めの釣りへ。

最近、改めて、釣りにはまりつつあります。昔から年数回は必ず行くのですが、釣りという行為そのものが楽しいというよりも、新鮮でおいしい魚を食べたいがら釣りに行くといった感じでした。ところが、今は釣りそのものが、楽しくなってきました。

今、はまっているのが「疑似餌」(ルアー)を使った釣りです。今までの釣りは、どちらかといえば、魚が掛かってくれるのを待つ「待ち」の釣りでしたが、疑似餌を使った釣りでは「攻め」の釣りになるところが大きな違いです。

疑似餌(ルアー)は金属であったり、プラスチックであったり、ゴムであったり。食べれるものではありませんので、いくら魚のエサに似た形をしていても、待っているだけでは、絶対、魚は食いついてきません。

魚の習性を考え、潮の満ち干きや、時間、水の透明度を計算し、疑似餌を決定し、疑似餌を有効的に動かす(アクションする)ことで、魚をだまし、生きたエサと勘違いさせて食わせます。なので、魚を掛けた時の感動は、この上ないものがあります。「してやったり!」って感じでしょうか。

「待ちの釣りから、攻めの釣りへ。」なんか、かっこいいですね~。

ビジネスでも同じ事が言えますね。もちろん、疑似餌でお客さんを引っ掛けるような、あこぎな商売をするつもりは毛頭ありませんが、待っているだけでは、いい仕事は絶対にできません。

エンジニアについては、技術さえあれば生きていける、ガンコ職人でも生きていける時代は、とっくの昔に終わっています。お客様から依頼された仕事を確実にこなすだけでは、他の会社との差別化はかれません。日々、新しい技術を勉強し、お客様の要望を親身になって考え、よりよいシステムにするためにアイディアを提供・提案することが必要です。

一方、仕事を取る側の営業についても、御用聞き営業で「何か仕事ないですか。」と取引先を回るルート営業するだけでは、決して新しいビジネスは立ち上がりません。斬新なアイディアを考え、精鋭チームを編成し、「当社にはこんなすばらしいアイディアと技術者がいます。不況を勝ち抜くためにも、お客様のビジネスに、このアイディアを反映するべきです!。」といった攻めの営業へ転換しなければなりません。

来年、エクステックは営業部を立ち上げます。「待ちのビジネスから攻めのビジネスへ。」

ビジネスの大海原に、こちらから攻めて行きたいと思います。