音楽のすすめ。

そば屋

いい音楽を聴いてリラックスしませんか。

写真は兵庫県の丹波篠山にある蕎麦屋さんです。茅葺きの古民家を改築し蕎麦屋の店舗として営業されているお店で、テレビのグルメ特集のような番組なんかでもよく紹介されています。蕎麦は十割蕎麦で少し歯ごたえがあり、蕎麦に自信があるからか、わさびやネギといった薬味は付きません。そして茅葺き古民家を店舗に使用しているため、店内は歴史のあるお城や神社仏閣を訪れたときのような、落ち着きがあり、なんだか心が安らぎました。

先日、ピアノの会(仮称)と題打ったミニコンサートがありました。コンサートと言っても、有名な演奏家のコンサートではなく、私の姪っ子にあたる中学校1年生の、身内でのピアノ発表会のようなものです。近くの公民館のホールを借りて、そこに身内が集まっての、アットホームなクラシックピアノコンサートです。

姪っ子は、幼稚園の頃からクラシックピアノを始め、才能を発揮、最近では、結構有名な東京でのコンクールに特別枠で出場を果たすほどの腕前にまで上達していました。

私は音楽が好きで、今まで、結構有名な演奏家の音楽をいろいろ聞いてきましたが、ある意味、すごく新鮮な気持ちで聞くことができ、すがすがしい気分になりました。いい音楽は人を幸せな気分にすると言いますが、まさしくその通りだと思います。

一言にクラシックと言っても、クラシックは幅が広いが故に、なかなか敷居が高くて入りずらいジャンルであると思います。交響曲や協奏曲、ピアノ・バイオリン・チェロなどのソロ曲、管弦楽、歌劇、バロック、ワルツなどなど、ジャンルだけでも挙げるときりがありません。また、交響曲や協奏曲なんかは1曲が長いので(1時間くらいある曲もざらです。)「よし!聞くぞ!」と思わなければ、なかなか聞く時間が作れないのが事実かもしれません。

余談ですが、CDの収録時間74分は、ベートーベンの交響曲第九番が基準になっていると聞いたことがあります。

音楽が好きな人はもちろんですが、あまり興味ない人も、ぜひ一度、クラシックにチャレンジしてみてください。最初は眠たいだけかもしれませんが、曲が作られた背景や、曲に込められた作曲家の思いなんかが分かってくると、曲に感じるイメージが随分と変わってくるはずです。

有名な指揮者、オーケストラのコンサートはS席で2万円くらいしますので、正直なところ、なかなかコンサートにはチャレンジしずらいと思いますので、最初はCDがいいと思います。クラシック初心者の人は、ショップに行くと「クラシックBEST100」なんていう「さび」の部分だけを収録したオムニバスCDが沢山ありますので、まずそれを聞いてみて、いいなと思った曲のCDを購入するなどして、レパートリーを広げていくのがオススメです。

また、同じ曲であっても、指揮者や演奏家、オーケストラによって、随分と曲の雰囲気が変わってくるところも、クラシックのおもしろいところです。慣れてきたら、お気に入りのアーティストの演奏を探して見るのも楽しいかもしれません。

仕事でストレスが溜まっている人は、ストレス解消の手段として、クラシック音楽をぜひ利用してみてください。いろんな楽器の醸しだす音のハーモニーが、疲れた脳を癒してくれます。

ぜひ。