初心を忘れず。

梅

苦労するということ。

毎回、Blogに使う写真は、いろんな所へ出かけたときに撮影したものなのですが、今回の写真は、先日、京都の北野天満宮に行ったときの「梅」です。まだ、全体的に3分咲きくらいでしたが、十分に梅を楽しむことができました。これからはせっかくですので写真の説明も少ししていきたいと思います。

では、本題に。

仕事をしていると、嫌なことが多いですよね。

前回の投稿では、嫌なことがあった場合の気持ちの切替について、お話しをしましたが、今回は、少し前向きにとらえて、大変そうな仕事でも進んで引き受けて見てはどうでしょうか、という話しを少し。

大変そうな仕事も進んでやってみませんか。といっても、大変な仕事を押し付けようとしている訳では決してありませんのでご安心を。

たとえば、大変そうな仕事でも工夫して、自分らしいやり方を見出すことで、自分自身の仕事のスタイルそのものが見出せるかもしれませんし、また、その苦労を克服することで、それが大きな自信に繋がってくるものだというお話です。

辛かった、大変だった仕事も過去になってしまえば、ある意味いい経験であり、いい思い出になったりするものです。

若い人も、若くない?人も、新しい仕事や、新しい技術を身につけようと思っている人は、惜しまず、自分から進んでいっぱい苦労をしてください。その時の苦労や思ったことが、初心となり、経験となっていく訳ですから。

苦労をしているときは、時間が長く感じるかもしれません。いつまで苦労しなければならないのか、いつになったらこの状況から抜け出せるのかと。でもトンネルには必ず出口があるように、その苦労を酬いることの出来る時が必ず来ます。自分の成長を実感できる時が必ず来ると思います。

でも、自分が成長すると、ついつい昔のことは忘れがちになってしまいますよね。スポーツでも自分が上達してしまうと、なかなかテクニックを覚えることのできない初心者にいらいらしたりして。実は自分も昔はそうだったのにです。

初心を忘れず、自分が苦労したことを絶対に忘れないでください。自分のしてきた苦労を意識できる人は、社会人として懐の深い人として他人の目に映るはずです。経験が豊かで尊敬できる人間として慕われると思うのです。

今、経験したことのないような経済危機が訪れています。我々は進んで苦労をしなければならない時なのかもしれません。でも、いつまでも苦労が続くわけでは決してありません。苦労の先には、その苦労を酬いることの出来る、輝く未来があるのですから。

One thought on “初心を忘れず。

  1. Y.S より:

    私は、面接においては基本的に「嘘」はつきませんが、「やった事ないですけども、まぁ問題なく出来るでしょう」と答えます。言語においても、それ以外でも。
    「出来た」っていう基準は人それぞれですし、何より「やった事無い」=「出来ない」ではない。多分、人を見ている側の人は「出来ない」と言うのか、「やったことは無いがなんとかする」と言うのかを見ていると思うのです。それが頼れるかどうか、と感じます。それに「出来ますか?」と聞かれるということは、やらせてもらえると言うことですよね。私はそれを有難いことと受け取ります。
    こういった現代の情勢において、逞しくあるか、頼れるか、投げ出さないか。「あの人は、回りの人と一味違う」とはそういうことなのだと思っております。

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