夢中になること。

甲子園

夢中になれる人って、素敵だと思いませんか。

みなさん、夢中になれることってありますか?。

以前、働いていた現場の課長さんの話しなのですが、その人をITさんと呼ぶことにします。

年の頃なら50過ぎ、ITさんの仕事に対する取り組みは、実に責任感があり、部下の信頼も厚く、確実に仕事をこなす方でした。トラブル時でも冷静に、議論が白熱した場合でも、その場の雰囲気にとらわれることなく、人の意見を聞き入れ、人をまとめていくことの出来る、懐の深さを感じさせる、温厚な感じの方です。

あるとき、職場の仲間と野球の話しをしている時にITさんが会話に加わってきました。話しを聞くと球場で野球を見たことがないとのことなので、ITさんを甲子園に誘って見ることにしました。

ちょうどその年は阪神タイガースが優勝した年なのですが、私たち仕事仲間で、よく甲子園にナイターを見に行ってましたので、ITさんを誘ってみたのです。

はじめは甲子園のすごい雰囲気に圧倒され、戸惑っておられたのですが、次第に、実に楽しそうに応援するようになってきたのです。ヒットを打てば手を叩いて喜び、点が入ったらとび上がって、みんなと一緒にバンザイしてました。まるで子供のように。

この人って、実に素直なんだな。この素直さが人の心を受け止め、うまく人を動かすことのできる原動力になっているのだなと、改めて思ったことを覚えています。

私には趣味がないって言う人がたまにいますよね。じゃあ、休みの日、何して過ごしてるの?と聞いてみると、家でごろごろしてるとか、街をぶらぶらしてるとか、何もしていないとか返事が帰ってきます。

でも考えようによっては、ごろごろとかぶらぶらも立派な趣味だと思うのですが、いかがでしょう。ごろごろ・ぶらぶらするのが好きだから、いやじゃないから、ごろごろ・ぶらぶらしていると思うのですが・・・。

でも、それでは感動を人と共有できないので、ごろごろ・ぶらぶらが好きっていう人、趣味がないっていう人は、ぜひ、何かに取り組んでみてください。多趣味な人でも、興味があるけど「ちょっとな~」と躊躇してしまわずに、新しいことに取り組んでみてください。やって見なければ楽しさなんて、絶対に分かりませんよ。先入観を捨て、一度、受け入れてみましょう。

そして、もうひとつ大事なことは、同じ趣味を持った仲間がいたなら、一人より、たくさんの仲間と居たほうが、楽しいに決まっているということです。感動を共にできる仲間がいるって、素敵な事だと思います。

ついでに、仕事の話にこじつけるなら、仕事をやり遂げたあとの達成感も、仲間と一緒に感情を共にできたほうが、より充実感を得られるはずです。

阪神タイガースの熱狂的ファン、仕事大好き人間、バンドの追っかけ、コスプレ大好き、ガンダム大好き、フットサルに夢中、バレーボール、サーフィン、ジャンクマニア、グルメ通、動物大好き、鉄道マニア、アウトドア、旅行、釣り、ゴルフ、車、写真・・・・・。人が大好きっていう変な?社長も。

エクステックには、そんな仲間たちが、たくさん居ます。

たくさんの仲間と、夢中になり、そして感動を共にしましょう。