話をしよう!③。

桜

気持ちを言葉に表す。

時代は進歩するものです。ちょっと前までの連絡手段といえば、電話や手紙でした(いつのは話しや!)。最近は電子メールという非常に便利な物が流行っています(だから、いつの話しや!)。と、一人つっこみを入れたところで本題ですが、

気持ちを文章に表すって、ほんと難しいと思いますね。手紙を書く場合は、ある程度、かしこまった気持ちとでも言うのでしょうか、書くぞ!という気持ちで、ああでもない、こうでもないと色々考え、時間をかけて文章を作り上げていくことをしますが、メールはすごく気楽に、かつ簡単に情報を伝達することができますよね。

(余談ですが、最近の携帯電話の漢字変換のすばらしいこと!。予測変換とでも言うのでしょうか、単語を選択するだけで文章が出来てしまいます。感動ものですね!って、何を今頃・・・!。)

でも、私はメールが苦手です。なぜかと言うと、文章の微妙なニュアンスがうまく伝わらないような気がするからです。(絵文字をうまく使って感情をうまく表現する人が結構いますね。)電話も苦手です。ニュアンスは伝わりますが、会話をしているその時の相手の顔が見えないので、相手が今どんな気持ちなのかが、時々不安になるからです。なので、人と話しをする場合は、できるだけ時間を作って直接会いに行って話しをするようにしています。

会って話しをすると、相手の表情が分かりますよね。面白そうな顔をしていたり、退屈そうな顔をしていたり。相手の表情によって会話の内容を臨機応変に変えることができます。自分の表情も相手に見せる事ができますよね。厳しい話しをしていても、少し笑顔を作ると、それだけで場の緊張がほぐれたりします。身振り手振りを駆使するのもいいですね。

ビジネスで会話する場合は、言葉だけでなく、絵や表なんかを用いて、視覚的に訴えることも可能です。最近の国会討論なんかを見ていると、ボードを使って質問する議員さんが増えていますよね。テレビを見ている側の人間からすると、非常に分かりやすくって説得力があります。

人には、気持ちや考え方など、自分の意見を表現する手段がいっぱいあると思います。みなさんも、色々な手段を駆使して、自分らしい表現をしてみてください。きっと面白いと思いますよ。

で、ここまでの話しは、情報をうまく伝達するかという手段の話しに過ぎないのかな?と思っています。どういうことかと言うと「気持ちを言葉に表す。」と言っても、これだけでは伝わらない何かがあると私は思うのです。

人と話しをする場合、「納得させる」「納得してもらう」ということが大変重要になってきます。納得させるためには、まず、自分を信用、信頼してもらう事が不可欠です。信用のおけない人間の話なんてだれも信じてもらえませんよね。

そのためには、時間をかけて、誠意を尽くし、自分の言葉で表現することが必要です。そうすることによって、言葉にできない自分の内面であったり、考え方が、相手に伝わるのだと思います。もちろん、その人の背景、生き様が大きく影響を与える部分だと思いますので、だからこそ、時間を掛けて、言葉を惜しまず会話することが必要です。お互いを理解することにより、信頼関係が構築できて、初めて伝わる部分があると思うのです。

ちょっと、話しが抽象的になってしまい分かりづらくなってしまいました。話しの途中ですが、今回はここまでにします。次回までに、このへんの話しを少し整理して、分かりやすくお話ししたいと思います。