単なる井戸端会議 パート122

『これ、買って下せぇ』

 

(2017年10月 2日 福嶋 昭)

10月です。気が付けば「あっ」という間に年末になりそうです。

年内にもう二(ふた)頑張りします。

 

9月に家内と娘が東京ディズニーランドへ二泊三日で遊びに

来ました。火、水、木曜日だったのですが私は火、水曜日と

大阪の仕事で最終日に東京へ移動しお休み合流をしました。

 

二人は火、水曜日は東京ディズニーランドで過ごし最終日は

夕方まで東京観光にしたようです。私は家族旅行をほとんど

一緒出来ずの記憶です。

 

娘が週刊少年ジャンプ展覧会に行きたいとのことで六本木

11時に待合せをしました。

六本木に着くと娘が「これ、お土産」と東京ディズニーランドの

パスタを揚げたお菓子です。

流石、私の好きなお菓子がわかっている!

 

私は娘の影響で四十歳半ばからアニメを少し見始めましたが

何が週刊少年ジャンプに掲載されているのかよく分からない

ので娘と家内にチケットを買って渡し、私はベンチでパソコン

メールの確認をしました。

 

やっぱり!!

気になるメールが幾つか入っていたり、電話が鳴ったりで、

小一時間ほど対応しました。

終わった頃待っていたように、娘から週刊少年ジャンプ展覧会

観終わったので下に降りますとの連絡が入りました。

 

再び合流しメトロで浅草へ移動しました。

「浅草の何処へ行きたいの?」

「猫のせんべいを買いたい。」

「どのお店?地図見せて。」

「OK!場所は大体わかった。」

・・・行ってみると本店は定休日でした。

 

「仲見世(雷門から宝蔵門までの表参道)にもお店がある。」

・・・仲見世のお店も定休日でした。

 

という事で猫のせんべいを諦めて浅草からソラマチへ電車で

一駅移動です。

娘は電車代が勿体ないから歩こうと言いましたが却下。

スカイツリーや水族館には興味がないようでお店を見たいとの

ことでショッピングフロアーへ。

 

「これ、可愛いなぁ。でも、いっぱいお金使ったし。」

「おっとさんにこれ買って攻撃したら。」

と二人の会話が少し聞こえお店の中をまわった娘が

「これ、買って下せぇ。」

「ええょ。」

「やったぁ。」

 

相変わらずおねだり上手いなと感心!

いつもながら24歳の女性がおっとうに買ってもらう品にしては

安上りで、ブランドも欲しがらず、庶民の価値観で良かったと

安堵です。将来立派な大阪のおばちゃん候補です。

 

「あっ」という間に15時をまわり羽田へ移動することにしました。

東京スカイツリー最寄駅の押上からは羽田へ直通が出ていて

凄く便利です。

 

お昼食べてなかったーぁ。

「何、食べる?」

「いつも羽田ではお蕎麦を食べてる」

「折角だし、もう少しいいもの食べたら?」

「お蕎麦がいい。」

「あっ、そう。」

 

娘と家内はお蕎麦を食べ、私はこの後に会食の約束が

あるのでオレンジジュースで。

食事の後、娘と家内は羽田空港のお店巡りで私は仕事

関係の会食で新橋へ。

 

11時から16時半まで、5時間半の短い家族旅行でした。